生真面目な性格の人に多い?摂食障害の原因と症状、リスクが高まる病とは ⋆ MOFUBU

生真面目な性格の人に多い?摂食障害の原因と症状、リスクが高まる病とは

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皆さんは、摂食障害という症状を聞いたことがありますか?

この病気は、「過食症」と「拒食症」との2つに分けられますが、大体の人は、ストレスが溜まって過食になったり、悩んでしまって小食になってしまった方もいらっしゃることでしょう。

一時的なものであれば、さほど心配はないと思われますが、痩せ続けているのに食事がとれない、食事をしても全部吐いてしまう、このような場合には適切な治療が必要だといえます。

今回は、そんな摂食障害について、ご紹介していきます。

摂食障害の原因

まずは、摂食障害の原因について、ご紹介していきましょう。

ダイエット

point摂食障害を発症するきっかけとして、最も多く挙げられることが「ダイエット」です。

摂食障害を発症するのは、10〜20代の思春期の女性が圧倒的に多いのです。

若い女性は、特にダイエットに関心が高く、痩せたいという願望も強いため、過度のダイエットに陥る傾向が強くあります。

強いコンプレックスがあることで自覚症状や危機感に乏しく、症状が悪化しやすいともいえます。

ストレス

pointダイエットをきっかけに発症することが主ですが、ストレスが原因となるケースも非常に多いです。

家庭環境や人間関係などのストレスなどが摂食障害を引き起こすことは、珍しいことではありません。

例えば、ストレスの発散方法として過食に陥ったり、プレッシャーを紛らわせるために拒食や過食を繰り返したりなどが挙げられます。

ストレスが摂食障害の原因となる方の多くは、ストレス解消をうまくできない人や生真面目な人に見られる傾向があります。

低血糖症

point摂食障害の主な原因は心の病であるとされていますが、近年の研究により低血糖症をきっかけに摂食障害が引き起こされることがあると、分かってきました。

低血糖症という病気は、炭水化物などの糖分を多くとり血糖値が急上昇し、血糖値を下げようとしてインスリンというホルモンが過剰分泌することで血糖値が急低下し、様々な症状を引き起こすものをいいます。

血糖値の急低下が起こると、今度は脳が生命の危機を感じてアドレナリンを分泌し、食べろという緊急指令を出します。

このような場合、自分をコントロールできる状態にはないため、目の前にある食べ物を全て食べ尽くしてしまう過食状態に陥るのです。

摂食障害を引き金に起こりうる病

次に、摂食障害は様々な病気のリスクを高めます。起こりうる病について、ご紹介していきましょう。

味覚障害  

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point摂食障害を起こすと、栄養不足だけではなくミネラル不足にも陥ります。

舌にある味覚を感じる働きの細胞は、ミネラルのひとつである亜鉛と深い関係性があり、この亜鉛が不足することで味覚障害が起こるとされています。

特に、拒食症や過食嘔吐で起こるケースが多いようです。

生理不順

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point摂食障害のなかでも、拒食症や過食嘔吐を繰り返す人の場合、低体重で体脂肪率18%以下という人が多い傾向にあります。

このような人たちは、栄養不足によりホルモンバランスの乱れや女性ホルモン不足によって、生理不順や無月経であるケースが多くみられます。

生理不順や無月経をそのままにしておけば、不妊の大きな原因にもなります。

肥満

point一般的に見られる過食症は嘔吐や下剤乱用を伴うことが多いのですが、それらを伴わない過食症の場合には肥満になっていることがあります。

このタイプの過食症は、食事量を極端に制限し、体重が減った直後にはじまることが多く、短期間で体重や体脂肪が急増して肥満になります。

カロリー過多による病

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point過食症は、食べる量が増えるだけではなく、高カロリー食品の摂取量が増える傾向にあります。

高カロリー食品の摂取量が増加すれば、おのずとコレステロール値や中性脂肪が上昇し、高血圧を引き起こしやすくなりますし、心筋梗塞や糖尿病、脂肪肝などのリスクも高まります。

特に、摂食障害を患っている人は、脂肪肝を併発しているケースがほとんどだといわれています。

嘔吐による病

point摂食障害のひとつの行動に過食後の嘔吐が挙げられますが、嘔吐を繰り返すことで様々な病気を起こしやすくなります。

例えば、胃酸の逆流により食道が傷付けられ、食道炎を引き起こしたり、食道ガンにまで至ってしまうケースもあります。

また、胃液と十二指腸液が逆流するため、逆流性食道炎を起こすこともあるようです。

吐いた時は、食べた物と同時に、大量の胃酸も出ているため、その胃酸によって歯が溶けてしまうこともあります。

まとめ

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ここまで、摂食障害について、ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

摂食障害を引き起こすきっかけは、私たちの身近にあるものが多く、誰にでも発症する危険性はあるのです。

摂食障害の治療には、薬物療法やカウンセリング、サプリメントを使用した栄養療法など、いくつかの方法がありますが、重度になれば入院を余儀なくされることもあります。

ストレスを上手に発散させる方法を身に付ける、ダイエットは正しい健康的な方法で行うなど、摂食障害を引き起こす原因をひとつでも減らして、心にゆとりをもった生活を送ることが一番の予防法ではないでしょうか。