痛みや自覚症状は?【 子宮筋腫 】3種類の原因と症状 をチェックして早めの治療を! ⋆ MOFUBU

痛みや自覚症状は?【 子宮筋腫 】3種類の原因と症状 をチェックして早めの治療を!

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女性特有の病気の一つに、「子宮筋腫」が挙げられます。

近年、よく耳にすることの多い病名ですが、子宮筋腫とはいったいどんな病気なのでしょうか?

また、どんな症状があって、自分で気付けることはあるのでしょうか?

身体の中で起こるものですから、目視で確認できないですし、女性にとっては不安要素の多い病気であることは確かですよね。

そこで今回は、子宮筋腫の原因や症状について、ご紹介していきたいと思います。

子宮筋腫とは

まずは、子宮筋腫とはどんな病気なのか、どうして起こるのか、ご紹介していきましょう。

子宮筋腫の種類

子宮筋腫という病気は、子宮を形成している筋肉の細胞が、何かしらの原因によって増殖し、発生する良性の腫瘍のことです。

■ その腫瘍が出来る場所により、下記の3種類に分けられます。

point粘膜下筋腫(ねんまくかきんしゅ)

  • 子宮内膜の部分、子宮の内部に向かって大きく肥大する
  • 生理の痛みや量が増える原因になる
  • 筋腫自体は2~3cmと、小さいものが多い
  • 身体の外側から触れてもわからない
  • 子宮筋腫のうちの約10%程度がこれにあたる

point筋層内筋腫(きんそうないきんしゅ)

  • 子宮の壁の筋肉内部で発生、次第に大きくなる
  • 発生する場所・大きさによっては、不妊・流産の原因にもなる
  • 子宮筋腫のうちの約70%程度がこれにあたる

point漿膜下筋腫(しょうまくかきんしゅ)

  • 子宮の外側、漿膜で発生し、更に外側に向かい肥大する
  • 大きさは5~6cm、重さで1~2kg程度まで肥大するものもある
  • 痛みや症状が少なく、自覚しにくい
  • 子宮筋腫のうちの約20%程度がこれにあたる

もとになる原因は?

子宮に筋腫が出来る原因というのは、まだはっきりと解明されていないようです。

しかし、生理の一番はじめ初潮前に筋腫が出来ないことから、女性ホルモンの1つ、エストロゲンとの深い関わりがあるようです。

また、閉経を迎えると、筋腫が発生することもなく、すでに発生しているものは縮小していくと言われています。

4人に1人の割合で発生

婦人科系の腫瘍のなかで、最も多い病気が子宮筋腫と言われ、実に4人に1人の割合で発生するとされています。

30歳以上になると、20〜30%の発生率、非常に小さなものも含めれば、過半数の女性にあると言われています。

また、年齢のまだ若い20代前半の女性でも、筋腫が見つかることもあります。

予防法は、まだないけども・・・

残念ながら、子宮筋腫の有効な予防法は確立されていません。

ですから、どれだけ早期のうちに発見できるかが重要である、と言われています。

子宮筋腫は、発生していたとしても自覚症状が無いことも多く、大きく成長してから発見されるようなケースも多いようです。

子宮筋腫の早期発見に有効な方法は、「自分の月経の状態の把握」です。

また、定期検査もとても有効とされています。

婦人科や産婦人科へ足を運ぶのは抵抗がある女性が多いようですが、こうした行動が早期発見・治療に繋がります。

症状や特徴

次に、子宮筋腫の主な症状について、上記でご紹介した種類ごとに、ご紹介していきましょう。

粘膜下筋腫

point子宮筋腫の中で、最も症状が重いものとされています。

例えば、不正出血や月経量の増加、月経が10日以上続く、重度の月経痛、貧血、動悸、息切れなどが挙げられます。

また、不妊や早産の原因の一つになりやすいため、中には手術が必要になる場合も多いようです。

筋腫が肥大化し、膣や子宮頸管の中へと押し出される筋腫分娩という状態になると、不正出血量が多くなるそうです。

筋層内筋腫

pointこの筋腫は、腫瘍が小さい状態の時は無症状なことが多く、筋腫が肥大していくのに伴って子宮が変形していきます。

そうすると、月経が10日以上続く、頻尿、便秘、下腹部痛、腰痛などを引き起こすようになります。

漿膜下筋腫

pointこの筋腫は、無症状の場合がとても多く、そのため発見が遅れるケースが多いようです。

症状があったとしても、下腹部のしこりや下腹部痛、腰痛、頻尿など、比較的軽いものが多いと言われています。

しかし、筋腫が何かの反動でねじれてしまうと、急激な腹痛が起こることがあると言います。

治療方法は?

最後に、子宮筋腫に対する治療法について、ご紹介していきましょう。

治療必要は一部

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point子宮筋腫は、全症例の約10%程度が治療対象になると言われ、発生したらすべてが治療対象になるわけではないそうです。

症状が強く、悪性の腫瘍ではないことが確実に判断ができない、不妊原因のリスクがある、分娩障害の危険性など、このような場合が手術の対象となることが多いと言われています。

年齢や症状の度合い、妊娠希望の有無、様々な事柄を考慮した上で、患者とドクターとが相談を重ねて、治療の必要性などを決定していきます。

妊娠を希望されている方

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point将来的にも妊娠を望んでいらっしゃる方は、筋腫の箇所のみを摘出する「子宮筋腫核出術」を用います。

ただし、再発する可能性があるため、術後6カ月を過ぎてから、早めの妊娠計画が望ましいとされています。

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妊娠希望無しの場合

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point妊娠を希望せず、40歳以上という場合、通常であれば子宮の全てを摘出する「単純子宮全摘除術」、いわゆる「子宮全摘」という手術を行います。

医学の進歩によって、近年では腹式・腟式手術以外にも、内視鏡下手術も行えるようになったので、患者の身体的負担がだいぶ軽く済むようになりました。

薬物療法

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point薬物の投与によって、擬似的に閉経後の状態にしてしまうホルモン療法がありますが、その後すぐに手術を行わなければ、閉経しない限り、半年程度で元の大きさの筋腫に戻ってしまいます。

ですから、大抵の場合、手術前に約半年間かけて薬物療法を行い、投与終了後に手術を行います。

まとめ

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ここまで、子宮筋腫の原因や症状について、お話ししてきましたがいかがでしたでしょうか?

このように、女性特有の病気には、子宮筋腫以外にも様々なものがあります。

自分自身でも、毎日の体調の異変やオリモノ、月経の量や色など、少しの変化を見逃さないようにチェックしていきましょう。

そしてもし、少しでも不安に出来事があれば、早めに婦人科や産婦人科で検査を受けるようにしましょう。