耳の後ろ【リンパの腫れや痛み】6つの原因と関連する病気と症状 ⋆ MOFUBU

耳の後ろ【リンパの腫れや痛み】6つの原因と関連する病気と症状

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身体の部分的な痛みというのは、何かの病気であるサインなのでは?思い当たる節が無いのに何故?などと、不安に思いがちではないでしょうか?

そんな身体の部分的な痛みの一つに、「耳の後ろの痛み」というのがあります。

比較的、一時的なもので自然に消えていくことが多いですが、痛みが続いたり繰り返されたりすると、不安になってしまうでしょう。

そこで、気になる耳の後ろの痛み、原因と改善方法について、お話ししていきます。

痛みの原因

早速、耳の後ろの痛みが現れる原因について、ご紹介していきましょう。

おたふく風邪

point正式名は、「流行性耳下腺炎」と呼ばれており、耳下や後ろ側に1週間~10日間程度、痛みを引き起こすことが多い病気です。

【原因】

「ムンプウイルス」ウイルスに感染し、約2週間の潜伏期間があり、ムンプウイルスに感染しても、おたふく風邪を発症しないケースもみられます。

【症状・特徴】

耳の下や後ろに痛みと腫れ、触ると痛みがあり、口を開きにくい状態になります。他にも、発熱や頭痛などを伴う場合もあるようです。

おたふく風邪は、特に3歳〜10歳までの子供に発症しやすく、ムンプウイルスの感染経路は空気感染なので、集団的に流行する傾向があります。

一度おたふく風邪を経験していれば抗体ができるため、再び発症することは無いのですが、幼少期に経験していない場合には、大人になってからでもウイルスに感染することで、病気が発症します。

後頭神経痛

point後頭部にある神経に痛みが発症する状態を、後頭神経痛と呼んでいますが、耳の後ろにも同じように起こるケースもあるようです。

【原因】

後頭神経痛を引き起こす原因には、過剰なストレスやビタミン不足、病気の影響、疲労の蓄積などが挙げられます。

【症状・特徴】

痛みの感覚には個人差がありますが、一瞬の「キリキリ」という痛みの後は、すぐに治まることが多いようです。

症状が重い方だと、耳鳴りや、目の奥まで痛みがあるケースもあります。

実際には頭部の痛みですので、偏頭痛や緊張型頭痛と勘違いしてしまっている方も多いと言われています。

粉瘤

point粉瘤とは、本来排出されるべき老廃物が溜まって、硬化することでできる、イボ状のものを指します。

【原因】

粉瘤ができる原因は、解明されてはいませんが、外部刺激やストレス、疲労蓄積で発生するのではないか、と考えられています。

【症状・特徴】

特に毛穴が多くある部分にできやすく、皮脂腺が集まっている耳の後ろもできやすい部分で、粉瘤ができてもそれ自体に痛みは無く、しこりが原因となり炎症を起こすと痛みが出るようになります。

リンパ節炎

point私たちの身体には、リンパ液が流れていて、リンパ液が合流している部分、組織液をろ過する箇所を「リンパ節」と呼んでいますが、そのリンパ節で炎症が起きる状態を指します。

【原因】

リンパ節は、病原菌や異物の排除という働きがありますが、ウイルスなどの排除時に、リンパ節で炎症が起こることで、腫れや痛みを引き起こることがあります。

【症状・特徴】

耳の付近にもリンパ節は存在しています。リンパ節の炎症と一緒に、耳の内部にも痛みを伴う時には、「外耳炎・中耳炎」などの、耳の病気が原因となっているケースもありますので注意しましょう。

あご関節症

【原因】

歯の噛み合わせの悪さや、長期に渡るあごへの負担などを原因として発症する、あご関節症が原因で、耳の後ろに痛みが起きていることもあります。

【症状・特徴】

あご関節症の症状には、口の開閉時に音が鳴る、あごの痛み、口をスムーズに動かせない、などが挙げられます。

あごと耳の神経は繋がっているため、耳の後ろの痛み以外に、このような症状がある場合には、あご関節症によるものかもしれません。

その他の原因は?

point耳の後ろの痛みを引き起こす可能性がある病気には、脳炎や髄膜炎、脳梗塞などの脳に関する疾患が原因となる場合があります。

これらの場合には、耳の後ろの痛みダケではなく、発熱や頭痛、吐き気などの症状を伴うケースが多いとされています。

改善方法・治し方

次に、耳の後ろの痛みの、症状別からの治し方をみていきましょう。

おたふく風邪

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pointおたふく風邪には、残念ながら有効な治療薬がないので、痛みを抑えたりする対症療法のみになります。

もし、自己制御が可能な程度であれば、自宅で安静にしておくのが1番です。

しかし、痛みが強い、頭痛や吐出を伴う、このような場合には、医療機関を受診しましょう。

内服薬や座薬などの解熱剤がもらえますので、だいぶ症状は楽にすることができます。

また、食事を柔らかいものにしたり、刺激物や酸味の強いものは唾液腺に刺激を与えるので避けるように、症状が落ち着くまでは工夫するようにしましょう。

後頭神経痛

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point後頭神経痛は、日々の疲労やストレスの蓄積を原因とふるケースが多いので、十分な休息をとることが先決です。

これらの蓄積を解消することで、自然と痛みが起こらなくなることが多いとされています。
医療機関での治療となると、点滴治療や神経痛緩和のブロック注射になります。

日常生活の中で、ビタミン不足に注意して、栄養バランスの良い食事を心がけることも、予防に繋がりますのでオススメです。

粉瘤は、自分で触らない!

point粉瘤は、残念ながら放置していても、自然に消えていくものではありません。それどころか、肥大化する可能性もあるため、早めの対処がオススメです。

皮膚科を受診して、切開手術で除去することが可能なので、一度ドクターに相談されてみると良いでしょう。

また、無理に中の垢を排出しようと押したり潰したりすると、炎症が起こりやすくなり、激しい痛みに変わっていくので止めておきましょう。

リンパ節炎

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pointリンパ節炎は、耳の後ろの痛み以外に、発熱や発疹が現れるケースがあります。

※もし、このような症状を伴う場合には、早めに医療機関を受診してください。

抗生剤治療を受けることで、症状緩和が可能です。

あご関節症

pointあご関節症による耳の後ろの痛みに対しては、まずはあご関節症の治療が必要になります。

しかし、あご関節症を引き起こしている原因によって、治療方法が異なります。

耳の後ろの痛み以外にも、あご周辺の違和感を感じるようであれば、医療機関を受診しましょう。

■また下記に詳しく書いてありますので、ご参考にされて下さい。

その他の気になる症状

point上記でもご紹介の通り、症状としては、発熱、めまい、頭痛、吐き気など身体的にも大変な症状を伴うケースがほとんどですので、早めに医療機関を受診しましょう。

これらの症状は、身体からのサインで初期症状である可能性もあります。

痛みが長く続くような場合にも、一度ドクターに相談すると安心することができます。

まとめ

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ここまで、耳の後ろの痛みの原因と改善方法について、ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

耳の後ろの痛みが現れる原因には、実に様々なものがありましたね。

中には、命に関わるものまでありました。

痛みが現れるということは、何かしらの原因や疾患が隠れていることもあるので、安易に考えずに、早めに医療機関を受診するようにしましょう。