パニック障害の原因や症状 ・なりやすい人の性格とは?克服するためにはどう治療すればいい? ⋆ MOFUBU

パニック障害の原因や症状 ・なりやすい人の性格とは?克服するためにはどう治療すればいい?

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自律神経や鬱病などの症状、精神面からの病気と診断される方も年々増加傾向にあります。

その中でも、パニック障害は、発作が出てると、救急車を呼ぶほどの症状が出ることもある病気で、発症する割合は、100人中2~4人、若い方が発症割合が高い身近なものになってきています。

今回は、そんなパニック障害の原因と症状、改善方法などをご紹介していきます。

パニック障害とは

まずは、原因についてみていきましょう。

脳内物質が上昇して起こる

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pointパニック障害が起こるのは、脳の生物学的な異常によるものとされています。

脳は、約140億もの神経細胞からできていますが、この神経伝達物質がバランスが調整できなくなったときに、脳に様々な症状が起こります。

沢山の神経伝達物質のうち、発作のもとになるものは、ノルアドレナリン、セロトニン、γ-アミノ酪酸の3つがあるようです。

pointセロトニンは、鬱病などの精神的不安を抑えてくれることでも有名ですが、パニック障害の発作が起こると、このセロトニンも不足し、ノルアドレナリンが起こす「不安感」を抑制できなくなります。

pointγ-アミノ酪酸は興奮状態や不安を軽減する働きがありますが、ストレスが大きくなると、この働きを邪魔するDBIという物質まで増えていきます。

つまり、何らかの原因で、日常生活で不安な気持ちになると、危険信号を脳が感じとってノルアドレナリンが大量分泌され、動悸、吐き気、めまいなど自律神経に異常をきたしてパニック発作が起きていくのです。

なりやすい人にの性格に傾向があります

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■ 几帳面で完壁主義、下記のような性格の方に発症しやすいようです。

point何に対しても心配性である

point将来が心配でたまらない

point責任感が人一倍強く、仕事をミスなく完璧にこなす

pointマナー違反を許せなく、正義感が強い

point人に嫌われるのが怖く、周囲に気を使いすぎる

親や兄弟、姉妹がパニック障害の方もなりやすいと言われていますが、誰でも発症する可能性がある身近な病気です。

また、仕事上の精神的なストレスや自律神経系の病気(鬱病やメニエール病、胃潰瘍)などの病気の方がかかりやすい傾向にあるといえそうです。

4つの症状

次に、パニック障害の症状についてみていきましょう。

突然、発作がおきる(パニック発作)

pointパニック障害になった人の主な症状で、予期されない発作が急に起きます。

この発作は、リラックス状態の就寝中などでも起こることが特徴です。多くの場合だと、15分~30分程度で発作がおさまります。

また、体調が悪くなるからといって、病院で受診しても異常がみつからないことも特徴の1つです。

■ 発作が起こると以下の自律神経の症状がでてきます。

point動悸や脈拍数が速くなる

point息切れや呼吸困難な状態になる

pointめまいやふらつき

point冷や汗が出て寒くなったり、逆に暑くなったりする

pointこのまま死んでしまうのではないかという恐怖になる

予期不安

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point発作を繰り返すことで、「外出途中で発作が出たらどうしよう」など、不安な気持ちになりやすくなります。

こういう不安な気分が、再度発作を引き起こし、1人で外出することも厳しい状況になっていきます。

重度になってくると、病院に行くこともできなくなり、人に迷惑をかけることも気にしだすため、引きこもり気味になることも少なくありません。

広場恐怖

この広場恐怖とは、予期不安に関連してきますが、以前に発作を起こしたことで、恐怖心が強まり人が多かったりする場所等、特定の場所を避けてしまうことです。

■ 具体的には、どんな場所になるのでしょうか。

point公共機関(電車・バス・飛行機)

point広い開放的な場所(駐車場・デパート・映画館)

point人が多い場所

point閉鎖的な空間(エレベーター・トンネルなどの狭い場所)

慢性的になるケースも

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pointパニック障害が慢性化してしまうケースもあります。

これは、酷い発作ではなく、常に理由もなく不安な気分になり、自律神経のバランスが崩れて体調がよくない日が続くようになってきます。

■具体的には、下記のような自律神経の症状です。

point頭痛や肩や首のこりが酷くなる

point視界がチカチカする

point動悸がする、手が冷たいのに汗をかきやい

pointいつもふわふわして、足元がしっかりしない

point寒気がして鳥肌がたつ

改善方法

最後に、治し方にはどのようなものがあるのかみていきます。

まずは、薬を飲んで症状を緩和させましょう

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pointパニック障害は、何度も繰りかえし発作が起こることで、不安な気持ちが大きくなっていくため、お薬で発作を起こさない状態をつくることが大切になってきます。

薬の種類ですが、セロトニンとアドレナリンの脳内物質に働きかける薬「抗うつ剤」や「抗不安薬」が効果があるようです。

薬の効果や副作用がないかなどを確認、服用量を調整し、症状が出ないことを確認しながら量を減らしていきます。

悲観的な思考を改善する

point認知行動療法を呼ばれていて、パニック障害やうつ病の不安になっていく思考を、良い方向に変化させていく方法です。

自分の日常生活の中で、どういう時にパニック発作が起きるのかを確認していき、対処方法を探していきます。

①リラックスできる方法を身につける

不安になりそうになったときや、パニックになったときは、呼吸法で身体の緊張をほぐし、脳もリラックス状態にしていきます。

②状況に慣れていく

不安な気持ちを克服するために、避けていた場所にまずは人についてきてもらって出かけてみましょう。バスなら停留所1個分からでも試してみましょう。

こういうふうに、まずは短時間から、そして最後には1人で外出することを目標として完治にむけてステップアップしていきます。

症状が軽くなってきたらサプリを試してみるのもあり

point緑茶に含まれるアミノ酸「テアニン」と、ストレスによる気力低下を緩和するGABAいう成分をサプリメントにしたものです。

この、テアニンには、興奮状態を緩和したり、不眠症の方の改善のためのサプリです。仕事や勉強がストレスにより、中々作業が進まない方にも相性がよいです。

少しずつ薬を減らしながら、こうしたサプリを利用するのは、精神面からも「飲んでるから大丈夫」と自己暗示ができ、安心感が違ってくるような気がします。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。

周囲の人にも気づかれにくい、パニック障害ですが、精神的ストレスと関連性があることがわかりました。

症状で確認しパニック障害かな?と思われた方は、重度になる前に、まずは心療内科に行って相談し、軽いうちに治していくことが大事です。放置することで、うつ病と併発してしまう可能性もあります。

また、周囲の方の理解も大切ですので、本人は、迷惑をかけている気持ちが強いのですが、何よりも元気になってもらうことが一番ですので、協力できることは積極的にしていきましょう。