つわりの3つ原因は?メカニズムと医療機関の受診目安について

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妊娠の喜びと共にやってくる、辛い「つわり」。

胎児にとって、良くない物事を回避するための自然症状と言われていますが、つわりが起こる原因は何なのでしょうか?

また、つわりがあると元気な赤ちゃんになる、つわりが強ければ知能指数が高い子供になる、そんな迷信のような話もありますが、一時のこととはいえ、つわりの辛さで身も心も衰弱してしまっては、出産までママが持ちませんよね。

時には、医療機関を頼ることも必要なはずです。

そこで今回は、つわりが起こる原因と医療機関の受診目安について、ご紹介していきたいと思います。

原因は、ハッキリしてない!?

妊婦さんの80〜90%が経験するというつわりですが、その原因解明には至っていません。

医学的に未解明なことからも、その原因には様々な説があるようです。

ホルモンが影響している説

point妊娠すると、妊娠維持のために必要なホルモンが、体内で急激に増加します。

その変化に身体がついていけずに、脳の嘔吐中枢を刺激していることが原因だという、説があります。

体質の変化説

point妊娠すると、身体は酸性に傾きます。

酸性に傾いた身体を、アルカリ性に戻そうとする症状がつわりである、という説があります。
医学的な立証はありませんが、身体がアルカリ性である時には、つわり症状は起きず、身体が酸性になると起こるとされています。

pointつわり症状の1つとして、肉類やご飯は受け付けないが、野菜やフルーツは身体が欲する、というものがありますが、これは身体をアルカリ性に戻そうとする働きによって起きている、と考えられています。

また、妊娠前からフルーツを頻繁に摂取していた方で年齢が若い方は、フルーツに含まれている酵素が体内に多く残っているため、つわりが起きにくいとも言われています。

心理的要因

pointつわりは、決して病気ではありませんが、その症状は本人にしか分からず、とても辛いものです。

つわりを経験したことがない方の中には、気の持ちようだ、甘えている、などと軽視してくる方も少なくありません。

確かに、自分の好きなことに没頭している時や、仕事などに夢中になっている時には、つわりの症状を一時忘れることができるような方も沢山いらっしゃいます。

その反面、つわりに耐えながらも仕事を続けている方もいらっしゃって、中には休憩を取りながら通勤せざるを得ない方や、食べづわりでポケット菓子が手放せない方、ちょっとした臭いで急な症状に襲われたり、つわり症状と戦いながらも頑張っている方も多いのです。

帰宅後に、倒れこんでしまうような方もいらっしゃいます。

このように辛い症状を抱えているにも関わらず、周囲の方になかなか理解してもらえない、心理的なストレスも症状を悪化させる原因、という説もあります。

医療機関の受診目安

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次に、つわりで医療機関を受診するべき目安について、ご紹介していきましょう。

嘔吐が3〜4回/日

pointつわり症状には、吐き気で済む方もいれば、1日に何度も嘔吐を繰り返す方もいらっしゃいます。

何か食べた時、寝起き、空腹時など、きっかけは人それぞれですが、嘔吐を繰り返すと体力の消耗に繋がります。

一つの目安として、1日に3~4回以上嘔吐するようであれば、体力の消耗だけでなく、脱水症状も心配されますので、早めに医療機関を受診しましょう。

食事、水分が摂れない

point数日間、食事が摂れない場合や、特に水分さえ摂れずに嘔吐してしまうような時には、早めに医療機関で相談しましょう。

つわりの症状には、食べれないものが増えても、特定のものなら食べれる、飲める、ということがありますが、それすら出来なくなった時には、身体の衰弱が心配されますので、直ぐに診察してもらいましょう。

3〜5kgの体重減

point妊娠初期には、つわりの影響で体重が落ちてしまうことは珍しくありません。

しかし、痩せ型の方は3kg、平均体型の方は5kg以上、体重が落ちた場合には危険と言われています。

飲食ができないだけでなく、嘔吐を繰り返していると考えられるので、医療機関を受診し、点滴などの処置が必要となる場合があります。

トイレ回数が減る

point明らかにトイレに行くことが減っているような時は、脱水症状を起こしているかもしれませんので注意が必要です。

摂取している水分より、自然に排出されている水分が上回り、尿の量が減っていると考えられます。

医療機関を受診し、脱水症状の傾向が見られれば、点滴治療の必要があります。

脱水が進んでしまうと、点滴の長期治療が必要になり、入院になるケースもあるため、早めに受診するようにしましょう。

日常生活が送れない

pointあまりにも吐き気が強く、仕事だけでなく家事も、何もできない、という状態の時には、我慢せずに医療機関を受診しましょう。

一時的な点滴治療で回復が見込める場合もあれば、長期治療が必要で、入院になる場合もあるようです。

まとめ

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ここまで、つわりが起こる原因と医療機関の受診目安について、ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

つわり症状は個人差が大きく、その原因も医学的には未だ解明されていないものです。

しかし、症状が酷い場合でも、我慢してしまう妊婦さんが多いようです。

明らかに自分の身体が衰弱していたり、日常の生活を送ることさえ困難な時には、我慢してばかりでは辛いので、かかりつけの産婦人科に相談してみましょう!

くれぐれも、無理はされないで下さいね。

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