若者にも広がる味覚障害の9つの原因とは!?ストレスも関係あるの? ⋆ MOFUBU

若者にも広がる味覚障害の9つの原因とは!?ストレスも関係あるの?

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近年、味覚障害の患者数は急激に増加しています。

濃い味は分かっても薄い味は分からない、どんな味も判別できないなどの症状がある味覚障害は、食べるという行為の喜びを感じさせなくなります。

また、食材の鮮度の判別ができなくなるため、腐敗したものや独制のあるものでも、分からずに食べてしまう危険もあります。

そこで今回は、味覚障害が起こる原因について、ご紹介していきます。

味覚障害の原因

早速、味覚障害が起こる原因について、ご紹介していきましょう。

年齢も関係

【甘い!美味しい!辛い、苦い!味覚を感じるメカニズム】

舌や喉にある味蕾(みらい)・・・9000個程度の感覚受容体が、五大基本味の情報を脳へと伝えることで感じるようになっています。

  • 五大・・・甘味をはじめとする塩味や酸味、苦味、旨味

この感覚受容の味蕾が、加齢によって減少や萎縮していくといい、生理現象のひとつです。

年齢を重ね、高齢になる頃には、新生児の約3分の1ほどしか味蕾がないともいわれています。

若い頃は薄味派であっても、歳をとるにつれて濃い味付けを好むようになってくるのは、この味蕾の数が減少するからなのです。

亜鉛不足

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ミネラル成分である亜鉛は、味覚と深い関係があるとされています。

体内で亜鉛不足が起こると、味蕾が最も大きな影響を受け本来の働きができなくなるといわれています。

亜鉛が不足する原因には、過度なダイエットやインスタント食品、ジャンクフードの過剰摂取が挙げられます。

近年、若い世代の方に味覚障害が増加している原因が、この食生活の乱れによる亜鉛不足だとされています。

また、アルコールを分解する時にも必須の栄養ですので、お酒の量が増えると亜鉛が欠乏する要因となります。

薬の副作用

薬のなかには、亜鉛の吸収を妨げ上記のような亜鉛不足の状態を作り出してしまうものがあります。

例えば、血圧降薬や抗生剤、抗アレルギー剤、向精神薬などがあり、一時的な服用であればさほど問題はないようですが、長期服用になると亜鉛不足に陥る可能性が高くなります。

唾液量の低下

唾液の役割には、味の成分を味蕾へ届けるというものと、味蕾細胞の保護というものがあります。

ですから、味覚と唾液も深い関係があります。

唾液量が低下することで、このような働きができなくなり味覚障害を引き起こすとされています。

唾液量が低下する原因には、加齢によるものやシェーグレン症候群などの疾患が挙げられます。

精神的なもの

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実は、味覚というのは、感じるのは箇所は脳ですので、心因的影響が直接でやすいいえます。

その中でも過剰なストレスを原因とする味覚障害は多く、40〜50代の男性や60代以降の女性に特に多く見られる原因です。

舌や神経など、特に目立った異常が見当たらない場合、カウンセリングなどを受けて心のケアをしたり、ストレス解消を行ったり、ストレスになっている原因を排除することで、改善されることも多いようです。

嗅覚の低下

味覚は、嗅覚と深い関係にあります。

経験したことがある方も多いと思いますが、風邪などで鼻づまりがおきたとき味覚を感じにくくなります。

鼻が一時的に詰まって味覚障害が起きているのなら、嗅覚が回復すれば味覚も回復することがほとんどです。

口腔乾燥や舌苔

口の中の乾燥や舌の炎症がある場合も、味覚障害は起こりやすいといわれています。

また、舌の表面に舌苔(ぜったい)と呼ばれる白い苔が付着すると、味蕾に味の成分が伝わりにくいため味覚を感じられなくなります。

口腔の病気

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口腔の病気が原因で、味覚障害が起こることがあります。

例えば、ヤケドやウイルス感染による舌炎や歯肉から出血したり膿をもったりする歯周病などです。

舌炎には、舌カンジダ症や鉄欠乏性貧血によるものも含まれます。

味蕾が多く存在している舌に何かしらの病気がある場合、この症状のひとつとして味覚障害が起こることが多いようです。

全身疾患

口腔の病気だけではなく、全身疾患が原因で味覚障害が起こるケースもあります。

例えば、糖尿病の合併症や腎臓病、肝臓病、脳梗塞、脳出血、顔面神経麻痺、ガン、胃食道逆流症などがあります。

このように、味覚には関係がないと思われる部位の疾患であっても、その症状には味覚障害があることも多いようです。

まとめ

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ここまで、味覚障害の原因について、お話ししてきましたがいかがでしたでしょうか?

味覚障害は、加齢が原因になることもありますが、高齢者特有の障害というわけではありません。

若い世代の方でも、味覚障害が起こることは多々ありますが、自分が味覚障害であると自覚できていないケースが多いようです。

味覚障害かも?と不安に思われる方は、家族などの身近な方に聞いてみましょう。

食卓を共にする方のほうが、異変に気付きやすいといいます。

そして、味覚障害のリスクを高めるような食習慣は、少しずつでも改善していくよう努力していきましょう。