歯周病は治さないと全身疾患になることも!関連する4つの症状と治し方は? ⋆ MOFUBU

歯周病は治さないと全身疾患になることも!関連する4つの症状と治し方は?

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口腔内の病気の一つである「歯周病」という名称は、多くの方が耳にしたことがあるのではないかと思います。

しかし、その歯周病が全身疾患の大きな原因となっていることがあるということはご存知だったでしょうか?

そこで、歯周病とはどんな病気なのか、また、歯周病を原因とする全身疾患にはどんなものがあるのかをご紹介していきます。

歯周病とは

point歯周病とは、歯を支えている歯茎や骨などの組織が炎症を起こす、口腔内の病気です。

一言に歯周病と言っても、歯肉炎や歯周炎などの、炎症が原因とされる全ての症状を、まとめて歯周病と呼びます。

歯周病になる大きな原因は、歯と歯茎の隙間に溜まる歯垢です。

この歯垢が溜まることで、他人に不快感を与える口臭も発生しますし、歯垢中の細菌が出す毒素によって炎症が起こり、歯周病になるのです。

きちんと治療を受けずに放っておくと、歯を支えている歯茎や骨の組織が破壊され、最終的には歯が抜け落ちてしまうとても恐ろしい病気です。

初期症状

歯茎に炎症が出始めると、赤く腫れたり、歯磨きをすると出血が見られることもあります。

中期症状

歯茎が初期よりも赤く腫れ上がり、また、歯茎の退縮が見られる、歯と歯茎の隙間が目立つ、などの症状が現れます。

末期症状

歯茎から膿が出る、歯槽膿漏になる頃には末期と言われています。
歯の根元がむき出しになり、最終的に歯を失うことになります。

歯周病による全身疾患

歯周病の原因菌が、気道や食道、血管を介して全身に行き渡ることで、全身に影響を及ぼします。それでは、どんなものがあるか見ていきましょう。

糖尿病

糖尿病に大きく関わる血糖値ですが、その血糖値の調節を歯周病菌が不十分にさせてしまいます。

これにより、動脈硬化や肝機能障害などの糖尿病合併症の発生率が高まります。

心臓血液疾患

心臓の内側の膜や弁に細菌感染が起こって心不全に繋がったり、動脈硬化を引き起こし血栓が作られやすくなることで、心筋梗塞や狭心症が発生しやすくなります。

臙性肺炎

年配の方や手術後患者に多く見られますが、唾液が誤って気管に入り、歯周病菌が唾液と共に肺に到達し炎症を起こすことで、誤臙性肺炎になります。

早産や低体重児出産

point妊娠中はホルモンの影響によって、歯肉が腫れ上がり、妊娠性歯肉炎を起こすことがあります。

この妊娠性歯肉炎の原因菌が出す毒素が、早産や低体重児出産などの妊娠トラブルの原因と言われています。

歯周病の予防と解消法

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予防

歯周病にならないために必要なのは、日常の正しい歯磨きで、歯と歯茎の隙間である歯周ポケットをきれいに保つことです。

ただし、歯ブラシと歯磨き粉のみのケアではなかなか難しいので、歯間ブラシやデンタルリンスを合わせて使うことで、より効果的に歯垢を落とすことができます。

point正しい歯の磨き方

サンスター様の動画です。

持ち方から力の入れ方・歯ブラシのあて方が動画で丁寧に説明されています。

解消法

歯医者によるプロケアで、落としきれずに溜まってしまった歯石や歯垢を、すっきりと落としてもらい、ブラッシングの方法のアドバイスや、口腔内の状態を診察してもらうことで解消されるでしょう。

定期的に歯医者でプロケアを受けることで、予防にも繋がりますから、歯周病があるないに関わらず、診察をを受けるのもとても意義があることです。

まとめ

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様々な全身疾患の根本的な原因になりうる歯周病について、お分かりいただけたでしょうか。

例え、口腔内とは無縁と思われる部分であっても、口腔内で発生した細菌が引き起こしている場合もあるというのは、目に見えないのでとても恐ろしいです。

症状にも書いてある、歯茎が腫れあがったり、歯茎に隙間が見られた場合の中期症状にもなる場合は早めにクリニックを受診しましょう。

毎日食事をする、表情をつくる歯も、もちろん大切ですし原因菌となり様々な体の不調が出始めてからでは、対処するのも検査や大きな病院にいったりと大変になってきます。

是非この機会に、ご自分の口腔内の状態、歯、歯茎に関心を持ち、歯周病予防につなげて下さい。また、クリニックで検診すると歯のクリーニングもしてくれるのでぜひ年に1回は予防も兼ねて受診してみましょう。