ダイエット中のオヤツとしても大人気の「ドライフルーツ」
片手で手軽に食べられて、栄養も満点なので、愛用している方も多いと思います。
生で食べるよりも、風味や栄養成分が凝縮されているので、生のままでは食べにくいというフルーツも食べやすくなったりしますよね。
そこで今回は、ドライフルーツの効果や注意点などについて、ご紹介していきたいと思います。
効果は?
まずは、ドライフルーツが持つ効果について、ご紹介していきましょう。
便秘の改善
ドライフルーツの効果として代表的なのが、便秘解消効果です。
便秘の改善に必要不可欠な食物繊維には、「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の二種類があります。
水溶性食物繊維には腸内環境の正常化の働き、不溶性食物繊維には腸を刺激する働きがあり、このバランスがとても大切なのです。
→この二種類の食物繊維をバランス良くふくんでいるのが、ドライフルーツです。
ガンや高血圧の予防
食物繊維には、大腸がんの予防にも効果があると言われています。
ドライフルーツに豊富に含まれているビタミンAやポリフェノールには、老化防止効果があるとして知られる抗酸化作用があるので、ガンや高血圧の予防にも効果があると言われています。
また、カリウムも豊富に含まれているので、体内の余分な塩分を排出して血圧を下げる効果があります。
美容効果
ドライフルーツは、生のフルーツよりも3~10倍もの栄養価があります。
また、ビタミンやミネラルも実に豊富で、老化防止の抗酸化成分も多く含まれていますから、美容効果は絶大と言えるでしょう。
生のフルーツでは、水分も多いことから沢山食すことが難しく、ビタミンなどの1日の必要量を摂取しにくいのですが、ドライフルーツであれば栄養成分も凝縮されているので、少量で摂取可能になります。
貧血や冷えの改善
多くの女性が抱えている、貧血という悩みの解消には、ドライフルーツがオススメです。
血流促進効果には、冷えの改善だけでなく、免疫力を高める働きもあります。
貧血の改善に必要不可欠な鉄分や、血流促進効果があるカルシウム、マグネシウムなども、ドライフルーツには豊富に含まれています。
注意点
次に、ドライフルーツを食す際の注意点などを、ご紹介していきましょう。
栄養過多に注意
ドライフルーツは、水分がなく密度が濃いため、少量で栄養素を補給できるというメリットの反面、食べ過ぎると栄養の取りすぎ、つまり肥満の原因にもなるのです。
糖質過多に注意
上記で挙げた栄養過多に合わせて注意したいのが、糖質過多です。
ドライフルーツは、栄養だけでなく糖質も凝縮されていますし、保存性を考えて砂糖漬けにしていることも多いのです。
また、糖質の量は材料のフルーツによって変わってはきますが、元から水分が少ない材料の場合、さらに糖質が多くなるという特徴もあるので、食べすぎに合わせて材料にも注意しておきましょう。
目安量は1日80kcalまで
ドライフルーツの、1日の摂取目安量は、80kcalまでにしましょう。
- 量で言うと、約25~30g程度です。