納豆の食べ過ぎで副作用って本当!?栄養素と1日の適正量はどのく​らいまで?

natto

日本の伝統食品とも言える「納豆」。

健康や美容に良いと注目されていますが、好んで食す方もいれば、独特の香りや粘りに抵抗を持つ方もいらっしゃいますね。

納豆を好んで食す方に、お聞きします。

健康や美容に良いとされる納豆の食べ過ぎは、逆に健康被害を起こす恐れがある、ということをご存知だったでしょうか?

では、納豆の適量はどれくらいなのか?食べ過ぎるとどんな影響があるのか?

今回は、そんな納豆の食べ過ぎによる影響と摂取目安量について、ご紹介していきます。

納豆の栄養素

早速、納豆の食べ過ぎによって起こる悪影響について、納豆に含まれる栄養素別に、ご紹介していきましょう。

セレン

point納豆に含まれる成分の1つの「セレン」には、老化などを引き起こす原因である、活性酸素を抑制する抗酸化作用があります。

また、免疫機能を正常に維持するなどの作用があり、身体にとって嬉しい成分なのですが、過剰摂取してしまうとちょっと厄介な成分でもあるのです。

セレンの過剰摂取は、脱毛や嘔吐、胃腸障害、肌荒れ、爪の変形、神経障害、などを引き起こす恐れがあると言われています。

■ 1日の摂取する適量は?

厚生労働省がうたっている1日の摂取量上限は、年齢差はあるものの、10歳以上で240μg程度とされています。

納豆100gあたりのセレン量・・・約230μg程度(1パック量が50g程度)

ですので、1日2パックまでであればセレンの適量となっています。

プリン体

pointプリン体は、尿酸の素となる物質で、痛風の原因として広く知られている成分です。

肉類や魚介類に多い成分と知られていますが、実は納豆も、プリン体を多く含む食品の1つとされています。

■ 1日の摂取する適量は?

  • 納豆100gあたりプリン体量は115mg程度です。
  • なんと、ビールに含まれるプリン体の、【約20倍もの量】になるのです。
  • 既に痛風を患っている方は、1日400mgまでと摂取制限されていますので1日2パックまで、痛風ではない健康な方であれば4パックまでとされています。

イソフラボン

point納豆の代表的な主成分と言えば、イソフラボンです!

ご存知のとおり、イソフラボンの働きは、女性ホルモンに類似していることから、女性にとってとても嬉しい効果が期待できる栄養素です。

しかし、イソフラボンの過剰摂取が起こると、ホルモンバランスの乱れが生じて、女性ホルモンの一つのエストロゲンの分泌に異常をきたすと言われています。

このことにより、胃の不調が起きたり、乳ガンのリスクが高まるなどの恐れがあるそうです。

■ 1日の摂取する適量は?

  • イソフラボンの1日の摂取量は、納豆1パックで足りるため、美容や健康のためにイソフラボンの摂取を心掛けている場合でも、1パック以上食す必要は無いでしょう。

ビタミンK

point血栓症などを患い、ワーファリン(血液をサラサラにする薬)を服用されている方は、注意が必要です。

しかし、上記以外の方は、納豆に含まれるビタミンKは、過剰摂取をしても心配するようなものは無いとされています。

  • ビタミンKは、健康被害を起こすものでは無いものの、ワーファリンの薬の作用を阻害してしまうことがわかっています。

健康で、薬の服用が無い方は心配いりませんが、このような方は、担当医師へ相談されると良いでしょう。

1パック100Kカロリー!

point納豆には、様々な健康や美容効果が注目されているため、毎食1パックずつ積極的に食べているような方は、納豆に含まれている成分の過剰摂取も十分懸念されますが、実はカロリー面でも心配な状態と言えます。

  • 納豆1パックあたり100カロリー程度ありますので、栄養価は高いのは確かですが、高カロリーな食品と言えるのです。

食べる時のポイント

最後に、納豆の効果的な食べ方についてご紹介していきます。

加熱は成分を破壊する!?

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point納豆の成分中の「ナットウキナーゼ」は、血液をサラサラにし、健康にも大変良い働きがありますが、加熱すると壊れてしまう成分です。

70℃を超える熱を加えることで、効果が消滅し、非常に熱に弱い成分です。

納豆のアレンジ料理など、熱を加えるものも多くありますが、加熱をしない食べ方を選びましょう。

賞味期限間近がオススメ!?

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point納豆は、大豆を発酵させて作られる食品ですが、発酵が進めば進むほど栄養や効果が高まる、と言われています。

このことに注目し、より効果を得るためには、賞味期限間近な状態のものを食すのが、オススメと言えるでしょう。

冷凍保存も出来る!?

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point納豆を冷凍保存する方は少ないかもしれませんが、実は冷凍保存しても、納豆菌が死滅することは無いので栄養が損なわれないのです。

ただし、解凍する時にはレンジなどで加熱はせずに、冷蔵庫でゆっくりと解凍するのがポイントです。

上記のことをまとめると、納豆の1番効果的なたべ方は、賞味期限間近のものを冷凍保存して、常備食品として置いておき、冷蔵庫で食べる毎に解凍して、加熱はせずに食す、ということでしょう。

まとめ

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ここまで、納豆の食べ過ぎによる影響と摂取目安量について、ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

健康食品として知られる納豆にも、過剰摂取による副作用として健康被害があることがわかりました。

納豆は、1日1パックを食すことで十分に効果が得られるため、どんなに納豆好きの方でも「2パック」までにしておきましょう。