【口の中が甘い】続くと病気の可能性も!4種類の原因と関連する症状とは?

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甘いお菓子などを食べていないはずなのに、口の中で甘い感じがしたことはありませんか?

瞬間的なものであれば心配がない場合が多いですが、甘く感じることが頻繁にある場合には注意したほうが良いかもしれません。

今回は、口の中が甘く感じる原因、関連する身体の不調などはどのようなものがあるかをご紹介致します。

4つの原因

さっそく、思い当たる節がないのに、口内が甘く感じる4つの原因と症状をみていきましょう。

ストレス

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point「ストレス社会」といわれるこの現代。実は、過剰なストレスが原因で口の中が甘いと感じることがあります。

ストレスは、味覚を狂わせる、大きな要因としても知られています。

通常、舌の表面は「舌苔(ぜったい)」という、白い苔のようなもので覆われています。神経質な人ほど気になってしまう舌苔は、食べカスや口内細菌からできています。

pointこの舌苔が厚くなりすぎると、味覚をつかさどる「味蕾(みらい)」を覆ってしまうため、味覚障害の原因になります。

口内乾燥に陥ると口内細菌が増殖し、舌苔を厚くしてしまうことにつながることがあります。

口内乾燥は、口呼吸が習慣化している人にもあてはまることですが、過剰なストレスは唾液の分泌量を減らしてしまうので、口内乾燥を引き起こしてしまいます。

point舌苔を正常な量にキープするためには、唾液がとても重要なのです。

また、過剰なストレスがかかると、身体的防御反応としてさまざまな感覚が鈍くなってきます。味覚もそのひとつとされています。

味覚が低下することで、味覚障害につながるケースもあります。

味覚障害

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point味覚障害は、味の判断がつかなくなる、低下する、という障害です。

しかし、なかには食べたものすべてが甘く感じる「異味症」、苦いものが甘く感じる「錯味症」などもあります。味覚障害が起こる最も大きな原因は、亜鉛不足です。

ダイエット中の栄養不足や外食続きの栄養バランスの乱れなど、食生活の乱れによって亜鉛は不足しやすいミネラル分です。

薬の成分や食品添加物のなかには、亜鉛の吸収を妨げる働きを持つものもあるので、栄養バランスに問題がない場合でも、知らず知らずのうちに亜鉛不足に陥っているケースもあります。

pointまた、アルコールを体内で分解する際には、亜鉛は大量消費される栄養素のひとつです。過度の飲酒が原因で亜鉛不足になり、結果、味覚障害につながっていることもあります。

初期の味覚障害であれば、食生活を正し、亜鉛不足を解消してあげれば改善を望めます。

亜鉛は、カキやうなぎ、海藻、豚レバーなどに多く含まれていますから、積極的に摂取することも良いでしょう。

糖尿病

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point現代病ともいえる糖尿病ですが、食生活の乱れや肥満などで起こり、血糖値を下げる働きを持つインスリンの分泌異常が原因で起こる病です。

実は、糖尿病が原因で神経などにダメージを受け、舌にある味蕾で感じた味の情報を脳へと正常に伝えることが難しくなることがあります。

糖尿病神経障害で起こる味覚障害は、味を感じなかったり濃い味付けも薄く感じたり、苦い・渋いと感じる、という感覚が多いようです

しかし、なかには口の中が甘いと感じるケースも、少なからずあるようです。また、糖尿病は腎機能へも悪影響を及ぼします。

腎機能に異常が起こると、亜鉛の吸収率が低下するといわれています。

上記の味覚障害でもご紹介したように、味覚を感じるためには亜鉛というミネラル分はとても重要なものですから、糖尿病による腎機能の低下が要因で、味覚障害に陥っている可能性も考えられるのです。

消化器系の不調

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point東洋医学では、舌と内臓には密接な関係があるとされ、思い当たる節が無いのに口の中が甘いと感じる場合には、消化器系の不調と考えられることがあります。

たとえば、暴飲暴食や濃い味付け、塩分・糖分・油分の過剰摂取による消化器系への負担が挙げられます。しかし、食べる量が少なすぎても、今度は消化不良を起こしてしまいます。

このように内臓の、特に消化器系の不調が症状を引き起こしているというケースもあるようです。

pointもしも、消化器系の不調によって症状が起きている場合には、漢方薬が効果的だといわれています。

消化器系への負担、消化不良、その理由によって服用する漢方薬は変わってきますので、服用する際には必ず医師や薬剤師へ相談してからにしましょう。

解消法はある?

亜鉛不足が原因の1つ

上記でご紹介したように、味覚障害が起こると、口の中が甘く感じるケースもあります。

味覚障害お主な原因は、亜鉛不足からきているといわれることから、毎日の食事、栄養面で気をつける必要があります。

point亜鉛の1日の摂取量の目安は、成人男性で10mg、成人女性で8mgとなっています。

亜鉛が多く含まれている食べ物は下記の通りです。(100gあたりの含有量)

  • かき・・・13.2mg
  • パルメザンチーズ・・・7.3mg
  • たにし・・・6.2mg
  • いりごま・・・5.9mg
  • 牛ひき肉・・・5.2g
  • 卵黄・・・4.2mg
  • 黄な粉・・・4.1mg

また、動物性たんぱく質・ビタミンCと一緒に摂取することで、体内でも吸収率がアップします。

亜鉛の吸収を妨げる食べ物

亜鉛の吸収効率を妨げるものは何があるのでしょうか。

インスタント食品は、食べ過ぎるとなとなく身体に悪いような気がしますが、その中に含まれる「ポリリン酸」は、亜鉛の吸収率の低下に影響するようです。

また、パンやインスタント食品に含まれる、「フィチン酸」も、亜鉛と結合し腸内での吸収率を下げてしまいます。

まとめ

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ここまで、甘いものを食べていなくても、口の中が甘いと感じる原因について、ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

一時的なものであれば特に心配することもなさそうですが、感じる頻度が多い場合には、何かしらの原因があるはずです。

今回ご紹介したものは、ごく一部の考えられる原因です。

決して自己判断で終わりにはせずに、何かの病が隠れていることも考えられますから、頻繁に起こるようであれば医療機関を受診するようにしましょう。

毎日の食事、体内に入れるものは体を作る源ですので、栄養バランスに注意し、ストレス発散をこまめにしていきましょう!