脇の下のしこりの原因とは・押すと痛い?6つの疑うべき病気について

入浴時などに、ふと気づくと脇の下にしこりがある、と思ったことはありますか?

脇の下にできるしこりには、いくつかの病気が隠れている場合があります。

そこで今回は、脇の下にできる違和感・しこりについて、ご紹介していきます。

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可能性のある病気と症状について

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まずは、脇の下のしこりに隠れた病気と、どんな症状があるのか、見ていきましょう。

肩や手・腕の凝り

point血流が悪くなったことで、リンパの流れが悪くなりズキっと痛む事があります。

腕や肩周りを反対側の手でもってみて、むくんでいたり、筋肉や筋が硬くなっている場合は、脇の下も全体的に盛り上がって硬いので、凝りからきているかもしれません。

手を前や上に伸ばして、つっぱり感があれは周辺が凝っているために、ひっぱられている可能性があります。

これはしこりではないですが、酷い凝りは、リンパに痛みを伴うこともある為、身体がキツイ場合は、マッサージや整体に行きましょう。

リンパ節の腫れ

pointウィルスや細菌を除去しようとはたらいている時に、リンパ節がはれてしまうのです。
このはれが、しこりとなる場合があります。

全身のいたる部分にリンパは流れていますが、頸部や鎖骨、脇の下にも、特に多くのリンパ節があります。このリンパ節は、ウィルスや細菌を除去する働きがあります。

リンパ液には、老廃物の排出の他にもこうしたウィルスを除去する働きがあるため、風邪などの体調不良時にしこりができる、という方も多く見られます。

粉瘤( ふんりゅう)

point皮膚の下に老廃物が溜まってしまうことで作られる、「しこり」のことです。

  • 粉瘤の中心には穴があり、指で両脇から押しつぶすと、膿のような液体が出てきます。
  • また、粉瘤が稀に細菌に感染すると、炎症を起こして赤くなったり、痛みが出ることもあります。

脂肪腫

point脂肪腫は、背中やお尻にできることが多いのですが、脇の下にもできることがあります。

  • 脂肪細胞が増えてしこりになったもので、比較的、良く目にする良性の腫瘍です。
  • 通常は痛みは無いのですが、しこりができた部分が神経の近くであった場合や、しこりが大きくなり過ぎた場合には、痛みを伴うことがあります。
  • 人それぞれ、また、しこりによって、時間が経つほど大きくなるものもあれば、全然大きさが変わらないものもあります。

乳腺症

point女性ホルモンのバランスが乱れることが原因とされる、女性の症状です。

30~40歳前後の女性に多いのが特徴で、母乳を分泌するための乳腺に炎症が起こると「乳腺症」になるといわれています。

ホルモンバランスとの関係が強いため、生理前に症状がでやすく、生理が終わるとおさまっていくようです。

  • 乳房が張る
  • しこりができる
  • 乳腺が痛む
  • 乳頭から分泌物がでる

胸のハリは、生理中にも感じることがあると思いますが、生理前のこの乳腺症の症状も個人差があるため、変化に気づく人やまったく気づかない人などさまざまなようです。

悪性リンパ腫

point悪性リンパ腫が、脇の下にできるしこりの中で、最も恐ろしい病気です。

これは、リンパの中の細胞がガンになる病気で、リンパは全身に張り巡らされているので、次第に全身の臓器に影響を及ぼします。

しかし、いきなり悪性リンパ腫になるのではなく

  • リンパ節の腫れやしこり
  • 痛み・発熱
  • 倦怠感
  • 全身の痒み

上記のような初期症状があります。

女性の方が多いイメージの病気ですが、男性が約6割を占めているようです。

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何科に行く?受診すべき専門科について

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次に、上記に上げた凝り以外の病気の場合、受診すべき専門科について、ご紹介していきましょう。

リンパ節のはれ

point通常、体内のウィルスや細菌が消滅すれば、しこりは次第に無くなっていきます。

しかし、上記でもご紹介した通り、リンパ節のはれは悪性リンパ腫の初期症状の一つでもあるため、数日経っても治まらない時には、内科や甲状腺科で診察を受けましょう。

粉瘤

pointしこりの中にある、膿を溜めている袋を取り出さなければ、完治にはいたらりません。

しこりの特徴が、上記にあげたものと一致していた場合、押しつぶして中の液体を出しても、しこりは無くなりません。

脇の下に、少し固めのしこりができて、粉瘤の疑いがある時には、皮膚科を受診しましょう。

脂肪腫

point短期間の間に、しこりが大きくなるという時には、脂肪肉腫の疑いが強いです。

痛みのないしこりができて、脂肪腫が疑われる時には、整形外科を受診してください。

ただし、ただの脂肪腫だと思っていたら脂肪肉腫だった、ということもあります。

その場合、早期発見が重要になるので、脂肪腫かな?と思っても、早めに診察を受けるべきでしょう。

乳腺症

point乳腺症は、生理が終わる(閉経)になると自然におさまっていくようです。

ですが、しこりも乳がんともわからない位置にできることもあるようで、自分で判断するのは危険だといえます。

自分で確認してみて、少しでも違和感を感じれば、病院にいってマンモグラフィなどの検査をしてもらいましょう。

悪性リンパ腫

point目安として、脇の下以外にもリンパ節が多くある部分に痛みのないしこりが現れる、発熱、体重が落ちる、寝汗が出る、倦怠感などの症状がある時には、悪性リンパ腫が疑えます。

上記にもあげた通り、悪性リンパ腫はリンパ節のはれとの区別は、素人には判断がつきません。痛みが無い場合、発見が遅れて病気が進行してしまうことも、少なくないのが現状です。

早期発見、早期治療が最も重要になるので、悪性リンパ腫を疑う場合には、内科や血液内科を受診しましょう。

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まとめ

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ここまで、脇の下のしこりについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

痛みがある、無いに関わらず、「ただのしこり」と安易に考えるには、リスクが大きいかもしれません。

大きな病気であるほど、早期発見が大切ですし、簡単な治療で解決することもあるでしょう。

「しこり」は、痛みがないにしても自分で触ってわかる身体からのサインです。少しでも不安を感じたら、専門のドクターへ相談してみましょう。