痒い!【アトピー性皮膚炎】化粧品の正し​い選び方と3パターンの保湿方法 ⋆ MOFUBU

痒い!【アトピー性皮膚炎】化粧品の正し​い選び方と3パターンの保湿方法

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皮膚炎の一つとして知られる「アトピー性皮膚炎」。

かゆみやただれ、皮膚の剥がれなど、その症状には個人差があります。

アトピー性皮膚炎の方が化粧品を使うなんてもってのほか!!と、思われている方も多いことでしょう。

症状悪化を懸念すれば、確かに健康肌の方と同じ化粧品を、むやみやたらに使うのはNGと言えます。

そこで今回は、アトピー性皮膚炎の方のための化粧品の選び方、スキンケア方法のポイントをご紹介していきます。

アトピー性皮膚炎とは

まずは、アトピー性皮膚炎とはどんなものなのか、ご紹介していきましょう。

症状が繰り返される

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pointアトピー性皮膚炎とは、炎症、強いかゆみなどがある肌の状態を指します。

また、症状が治まったと思っても急に悪化したり、症状が繰り返されるのも、特徴の一つです。

主な症状は?

pointアトピー性皮膚炎の症状として、下記の7つがあります。

  1. 乾燥…皮膚内の水分量が不足し、「カサカサ」になり痒みを伴うこともある
  2. 鱗屑(りんせつ)…皮膚が剥離する症状
  3. 紅斑(こうはん)…赤く腫れ上がる
  4. 丘疹(きゅうしん)…ブツブツとしたドーム型の湿疹や痒みが起こる
  5. 痂皮(かひ)…痒くて掻き過ぎると、かさぶたができる
  6. びらん…皮膚の表面が剥がれてただれる
  7. 苔癬(たいせん)…皮膚に厚みがでて、「ゴワゴワ」した状態になる

「アトピー肌」=保湿成分が足りていない

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pointアトピー性皮膚炎の肌の内側は、肌の保湿成分であるセラミドなどが不足して、皮脂分泌が低下している状態なのです。

ですから、肌本来の保護機能が正常では無いため、外部刺激を受けやすく、肌内部の水分の蒸発も防げないのです。

化粧品の正しい選び方

次に、アトピー性皮膚炎の方の化粧品の正しい選び方について、ご紹介していきましょう。

保湿成分を重視

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pointアトピー性皮膚炎の賀田が化粧品を選ぶ時に最も重視すべきなのは、保湿成分です。

つまり、肌の水分を補う有効成分が、しっかりと配合されているものを選ぶのが基本ですが、有効成分は下記が代表的なものです。

  • セラミドなどの天然保湿因子
  • ヒアルロン酸
  • コラーゲン
  • エラスチン など

また、ただ配合されていれば良い訳ではなく、成分品質が高い、肌内部まで浸透できる、このようなこともポイントです。

注意しておきたいのは、高級な美容成分だから安心、という訳ではないということ。

どんなに高級であっても、敏感な状態の肌にとっては、それすらも刺激になってしまうケースもあるのです。美白成分も配合されている、などのようなアイテムは、肌の状態を改善するまでは使用しないのがベストです。

point高品質の保湿成分だけを重視して、それでもしみてしまうような超敏感肌の場合には、ミネラルウォーターで保水するだけでも十分なのです。

自分の現在の肌の状態をきちんと観察して、使用感なども考慮して見極めることが大切です。

低刺激、無添加、オーガニックの表示には注意が必要

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pointアトピー性皮膚炎の肌は、極度の敏感肌の状態です。

ですから、基本的な化粧品の選び方は、低刺激のものを選ぶ必要がありますが、低刺激や無添加などと表示されていれば、安心できるわけではありません。

  • 実は、刺激を与えるリスクのある成分が、従来品に比べてカットしている、というだけで低刺激、敏感肌用などと表示できてしまうのです。

また、どの程度減少させたかはメーカー任せなので、1%でもカットしてあれば表示することができるのです。

また、無添加の表示は、防腐剤や合成界面活性剤などの数ある添加物のうちの、一つでも排除していれば表示できてしまいます。

pointオーガニック化粧品にも、合成成分が含まれているものも中には存在するので、表示に惑わされることなく、必ず成分表を丁寧に確認することが重要です。

パッチテストを必ずしましょう

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point配合されている成分を確認して、ある程度大丈夫だと見極めたら、最終判断はパッチテストに頼るほかありません。

低刺激の化粧品を探し出すのは、上記でご紹介した通り、とても難しいものです。
また、どんなに成分表示を確認しても、完全に把握するのは難しいでしょう。

成分表示では何の問題も無い、と思っても、実際に肌に塗ったらしみた、悪化した、というケースも少なくありません。

サンプル品などを活用して、必ずパッチテストをして、異常が見られたら使用は中止し、別のもの切り替えましょう。

正しい保湿方法

最後に、アトピー性皮膚炎の方の正しい保湿方法について、肌の状態別にご紹介していきましょう。

軽度の乾燥

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point傷などの炎症はなく、軽い乾燥がある場合には、化粧水で保水をし、クリームで保湿する程度で良いでしょう。

もし、すぐに乾燥が起こるようであれば、クリームからオイルに切り変えるのがオススメです。

重度の乾燥

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point傷などの炎症はなく、重度の乾燥がある場合には、軽度の時と同様に化粧水で保水、クリームで保湿を行った後に、もう1つプラスのケアをしてあげましょう。

固形オイル(ワセリン・シアバターなど)、もしくはトロミのあるオイル(ホホバオイルなど)を、クリームの上から薄く塗りましょう。

傷がある重度の乾燥

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point重度の乾燥に加えて、傷や炎症、ひび割れなどがある場合には、傷や炎症がない部分に、上記の重度の乾燥の保湿方法を行いましょう。

傷などの炎症がある部分には、ミネラルウォーターをそのまま塗って、保水をしてあげてください。

しかし、この状態の肌は、セルフケアだけではケアしきれません。

皮膚科を受診して、適切な治療を受けて症状を改善してから、セルフケアに移行することをオススメいたします。

まとめ

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ここまで、アトピー性皮膚炎の方の化粧品の正しい選び方について、ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

アトピー性皮膚炎を治すには、専門家の治療や投薬も大切ですが、生活習慣を見直すことも重要です。

栄養バランスの悪い食生活などを繰り返していれば、どんなに有効な治療や保湿方法も、効果を実感することはできません。

アトピー性皮膚炎は、内側外側の両方からのアプローチが大切になってくるのです。