知覚過敏と虫歯の違い!歯がしみて痛い3つの原因と症状・改善方法とは

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冷たい水などの飲みものや、アイスクリームを口に入れた時、「歯がしみる」という経験をされた方は、沢山いらっしゃることと思います。

そこで、「歯がしみる」という現象が何故起きるのか、どうしたらしみなくなるのか、原因と解消法について、ご紹介していきたいと思います。

症状からみる種類

 一言に「歯がしみる」と言っても、その症状にはいくつか種類があって、それぞれ原因も変わってきます。
そこで、症状からどんな種類に分けられるのかを、見ていきましょう。

知覚過敏

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point冷たいものを口に入れた時に起こることが多いようですが、実は冷たいもの以外にも、熱いものや甘いもの、酸味があるものでもしみることがあります。

ただし、慢性化の症状は無く、一過性のものになるようです。また、歯に風が当たったり、歯ブラシを当てたりすると、痛みが生じる場合も知覚過敏の疑いがあります。

point自分でみえるチェック方法は?

目で見てわかることと言うと、歯茎が下がっているように見えたり、歯が前よりも長くなったように感じるということもあるようです。

虫歯

point虫歯の場合、知覚過敏と同様に冷たいものや熱いもので歯がしみることがあります。

痛みが無くても、虫歯の初期症状の1つとして歯がしみることがあるので注意が必要です。

 また、知覚過敏と違って、一過性のものでなく慢性的に起こり、甘いものを口に入れた時にも歯がしみたり痛みが出たりするのが特徴です。

歯を叩いたときに、響くような痛みを感じることもあります。

歯根破折

pointこれは、歯に何かしらの衝撃によって亀裂が入り、しみるという症状が起こります。

特徴としては、知覚過敏と同じような症状が起こります。

虫歯が見当たらず、知覚過敏の症状が部分的に起こるという場合には、歯根破折の可能性もあります。

知覚過敏になる原因

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歯がしみる理由の大半が、知覚過敏によるものと言われています。そこで、知覚過敏に注目し、原因を探っていきたいと思います。

歯磨き(ブラッシング)

point歯磨きは日常的な行動の1つで、こまめに歯磨きをするという方は、食事の有無に関わらず1日に数回行う、という方もいらっしゃるようです。

しかし、間違ったブラッシングをしていると、歯のエナメル質を傷つけて知覚過敏を引き起こす原因になります。

歯のエナメル質はとても硬いので、強い力で数回こすったからといって傷つくことはありませんが、日常的に硬い歯ブラシでブラッシングを行い続けると、結果的にエナメル質を傷つけてしまうことに繋がります。

また、歯磨き粉に含まれている研磨剤も傷つける原因になるので、通常量であれば問題はありませんが、大量に使用する癖がある方は注意が必要です。

歯軋り、噛み合わせの悪さ

point近年、歯軋りや噛み合わせの悪さが知覚過敏一番の原因ではないかと、注目されています。

これは、歯軋りや噛み合わせのズレによって、歯と歯同士で直接強くこすれ合い、エナメル質を傷つけてしまうのです。

歯軋りは、精神の不安や疲労、ストレスなどで起こることが多いので、ストレス社会に生きる現代人にとっては、注意したい原因の1つだと言えるでしょう。

酸の食べ物

point上記にあげたように、物理的な行動でよってエナメル質が傷つく以外にも、エナメル質は酸にとても弱いので、酸の強い食べ物を良く摂取する方に多い、原因の一つです。

柑橘系の果物やお酢を多く含んだ料理、コーヒーやコーラなどの飲み物にも酸が多く含まれているものもありますので、注意が必要です。

ホワイトニング、歯石除去

pointホワイトニング

施術で使用する薬剤が、虫歯や歯の亀裂から入ることで、歯がしみることがあります。

ホワイトニングが原因で知覚過敏が起こっている場合、薬剤を使用しなければ症状は改善されるので心配はいらないようです。

もし、施術期間内にこのような症状が出たときは、施術を一旦お休みして症状が治まってから再開すると良いでしょう。

point歯石除去

施術後に歯がしみるという症状が出ることがあります。

これは、日常のブラッシングでは落とせない歯石を、施術により落とすことで歯の象牙質がむき出しになるため起こります。

しかし、時間がたてば症状は落ち着くので、これも特別な心配は必要ないでしょう。

歯周病

point知覚過敏の原因が、歯周病であることが一番怖いことです。

理由として、歯周病になると歯茎が下がって象牙質がむき出しになり、症状が起こります。

歯茎が下がるという症状は、歯周病がかなり進行している可能性があり、治療をせずに放っておくと最悪の場合、歯を失ってしまうこともあるからです。

気になる場合は、すぐに歯医者を受診してみましょう。

自宅でできる知覚過敏の改善方法

知覚過敏は、歯医者での治療が一番効果的ですが、ここでは自宅でできる知覚過敏の改善方法について、ご紹介しましょう。

歯磨き(ブラッシング)

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硬めの歯ブラシや強い力でのブラッシングを止め、やわらかめ、もしくは普通の硬さの歯ブラシで優しくブラッシングをしましょう。

目安として、歯ブラシの毛先が少ししなる程度の力で十分です。

知覚過敏専用の歯磨き粉

point近年、知覚過敏の患者数が増えたことにより、知覚過敏専用の歯磨き粉も市販されるようになっています。

専用のものを使うことで、症状の緩和、改善に繋がります。

良く噛んで食べる

point唾液の中には、歯の成分のミネラルが沢山含まれていて、歯から溶け出したミネラルを補うことで、症状の緩和や改善が見込めます。

食事のときには、良く噛むようにして唾液が多く出るようにしましょう。

あまりかまなくても良い食品が増えてきていますが、何でもよくかんでゆっくりと食べることが大切です。 また、キシリトールガムを噛むことも、効果的です。

フッ素コート

pointフッ素と歯のミネラルが合わさることで、歯を強く硬くすることができます。

歯磨きの後に、フッ素ジェルを歯に塗りこむことを定期的に行うことで、症状を改善できるようです。

まとめ

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歯がしみる要因として、知覚過敏という病名に焦点をあて、原因と改善方法をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

1つでも当てはまる症状や原因はあったでしょうか?

知覚過敏は、日頃から無意識に行っている行動や癖により起こる病気です。

自分の行動や癖を見直し、老後も自分の歯で好きなものを食べられるように、歯を健康にしましょう。