歯周病の痛みを改善しよう!おすすめの市販の歯磨き粉の選び​方をご紹介

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毎日の歯磨きの際に、歯茎からの出血やピンクの部分が下がり、歯周病に不安を抱えている方が意外と多いようです。

歯周病は、歯周病菌によって歯の周辺の骨が溶けてしまう恐ろしい症状です。

近年では、数多くの専用の磨き粉が市販されていますが、どんなものを選べば良いのか、悩まれている方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、歯周病に効果的な歯磨き粉の選び方とブラッシングの方法について、ご紹介していきます。

歯周病に効果的な歯磨き粉の種類と選び方

まずは、歯周病の改善に有効な歯磨き粉の選び方について、ご紹介していきましょう。

抗歯周病菌薬配合

point歯周病というのは、歯周病菌が年月をかけて歯周ポケットを形成し、また歯周ポケットの溝を深くしていき、歯の周辺の骨を溶かしていく病気のことです。

ですから、まずは歯周病を引き起こす原因である、菌への殺菌能力がある薬用成分が入っているものを、選ぶようにしましょう。

歯茎の腫れの抑制成分配合

point歯周病の症状の1つとして、歯茎の腫れが挙げられます。

歯茎が腫れている状態だと、歯磨きの際に出血や痛みが起こることが多くなります。

その症状を気にするあまり、きちんとブラッシングできずに、歯周病を進行させていくという、悪循環に陥りやすくなってしまいます。

ですから、歯茎の腫れを抑制する抗炎症薬が配合されているものを選ぶと、歯周病の症状を抑え、歯磨きをきちんと行えるようになり、歯周病の進行を遅らせることにもつながっていきます。

ジェルタイプ

point歯周病専用の歯磨き粉には、様々なタイプがありますが、オススメなのは「ジェルタイプ」のものです。

歯周病の原因である歯周病菌は、バイオフィルムという膜で覆われていますので、薬用成分が浸透しにくいという特徴があります。

しかし、ジェルタイプのものを使用することで、歯周病菌が作り出した歯周ポケットに薬用成分が長く留まることができるようになるので、その分、効果的に殺菌することが可能になります。

フッ素配合で強化!

point歯周病の症状の1つに、「歯茎の下がり」が挙げられます。

歯茎が下がってしまうと、通常は隠れている歯の根元の象牙質’ぞうげしつ)の部分が表へ出てきます。

象牙質の部分は、普段から表へ出ているエナメル質の部分よりも柔らかく、虫歯になりやすく、とても弱いと言えます。

この象牙質は、フッ素を与えることで、強化できるようになります。

研磨剤は入ってないものを!

point歯周病の改善・予防のために使用する歯磨き粉であれば、研磨剤は配合されていないほうがベストです。

歯の着色した汚れを除去するために有効な研磨剤は、様々な歯磨き粉に使用されているようです。

上記で挙げたように、歯周病になると柔らかい象牙質が顔を出してきますから、研磨剤によって削られてしまう恐れがあるのです。

ですが、歯周病に併せて着色汚れが気になるという方もいらっしゃるでしょうから、そのような方は、エナメル質の部分にだけ研磨剤配合のものを使用して、象牙質が顔を出している根元だけは研磨剤が配合されていない歯磨き粉を使うなど、一手間かけることがオススメです。

歯周病に効果的なブラッシング方法

次に、歯周病に効果的な上記のような歯磨き粉を使って、さらに効果を得るためのブラッシング方法を、ご紹介していきましょう。

大きめの歯ブラシを!

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point歯磨き粉を選ぶことも重要ではありますが、同時に歯ブラシを選ぶことも、正しいブラッシングを行っていく上では、とても大切です。

歯周病の方は、通常使用している歯ブラシよりも、少し大きめのものを選ぶようにすると良いでしょう。

また、毛は多め、普通~軟らかめの硬さの歯ブラシを選んでください。

そして、上記で選んだ歯周病用の歯磨き粉を多めにつけて、歯と歯茎の境目を同時に磨くことを意識しながら、磨きましょう。

有効な薬剤が、歯周ポケットにしっかりと浸透するように、10~15分程度かけて丁寧に歯磨きを行いましょう。

歯磨き前に、歯間ブラシを試してみよう

point歯周病の方は、歯茎が下がることで歯と歯の間にも隙間ができます。

実は、歯周病が最も進行しやすいのが、この歯間だと言われているのです。

ですから、隙間の間隔に合った歯間ブラシを、歯磨きの前に使用して、しっかり歯垢を除去しておきましょう。

そうすることで、歯間の歯周ポケットにも、歯磨き粉の有効成分が浸透しやすくなります。

すすぎは少なめに!

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point歯磨きを終えた後は、少量の水ですすぎを1回だけ行います。

すすぎを少なくすることで、歯磨き粉の有効成分が残留しやすくするのです。

慣れるまでは、違和感があるとは思いますが、回数を重ねる毎に慣れていくでしょう。

マウスピースの活用もオススメ

point歯科医に相談することで、マウスピースを使用した改善・予防の方法を行うこともできます。

この方法は3DSと呼ばれ、自分の歯型に合わせてマウスピースを製作してもらい、就寝前に歯磨きを済ませ、その後マウスピースに歯磨き粉を入れて装着し、有効成分を歯周ポケットに浸透させるものです。

そのまま寝るわけではなく、5分程度行うだけの方法ですが、歯周病菌が繁殖しやすい就寝中に有効成分を留めておくことができる方法です。

まとめ

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ここまで、歯周病に効果的な歯磨き粉の選び方とブラッシングの方法について、ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

歯を失う危険性が高い歯周病は、進行してしまうのを止めて、予防することが最も大切なことだとされています。

進行してしまってからでは、抜歯など外科的処置が必要になるケースも少なくありません。

歯周病用の歯磨き粉についてご紹介しましたが、歯周病の改善には、専門医である歯科医に頼ることも重要です。

毎日の歯磨きに加えて、定期的にプロのメンテナンスを受けることも視野に入れて、歯周病の予防・改善につとめていきましょう。