仮​面うつ病の症状 4つの性格診断チェックと治療法 ⋆ MOFUBU

仮​面うつ病の症状 4つの性格診断チェックと治療法

皆さんは、「仮面うつ病」という言葉をご存知でしょうか?

「私はポジティブだし大丈夫!!」「人間関係も良好だし、悩みもないから!!」

そんな方でも、

  • 疲れ・だるさがなかなか取れない
  • お腹の調子がずっと悪い
  • 寝つきが悪く、ぐっすり眠れない(不眠症)

などと感じている方も多いのではないでしょうか?

そんな方はもしかしたら、仮面うつ病なのかもしれません。

そこで今回は、まだまだ知られていないことが多い、仮面うつ病について、ご紹介していきます。

仮面うつ病とは

まず、仮面うつ病とはどんなものなのかについて、ご紹介していきましょう。

身体症状がメインのうつ病

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point仮面うつ病の最大の特徴は、うつ病が精神症状(気分が落ち込む・意欲の低下など)であるのに対し、身体症状がメインとして現れる、ということです。

このように、一般的に知られている、精神的なうつ病に比べて軽症であるため、「軽症うつ病」とも言われています。

自律神経との関連が強い

point過去に、メニエール病やメニエール症候群を患っていた方は、実はメニエールではなく、仮面うつ病だった、というケースもあります。

そして、メニエールを完治したという方が、仮面うつ病にもなりやすい傾向にあるとも言われています。

また、自律神経失調症の症状にも、めまい・動悸・しびれ等があり、仮面うつ病と症状が類似している為、間違われることも多いようです。

仮面うつ病の本質はうつ病

point仮面うつ病とは、精神症状の出現や精神的弱さを性格的なものからさらけ出せない人に多い。

気分の落ち込みややる気が出ないなどの、行き場が無いストレスが身体症状を引き起こしている、と考えられています。

このように、仮面うつ病の本質・元は「うつ病」なのですが、仮面という名前にもなっている通り、本人も自覚症状がある人が少なく、また医師でもすぐには判断しずらい、みつけにくい病気なのです。

症状

次に、仮面うつ病の症状にはどんなものがあるのかについて、ご紹介していきましょう。

睡眠障害

pointなかなか眠りにつけない、夜中に度々目が覚めてしまう、眠りが浅い、熟睡感などの睡眠満足度が低い、早い時間に起きた後もう一度眠ることができない、などの睡眠障害があります。

胸部の圧迫感

point臓器などに異常はでないが、圧迫感や息苦しさがあるのは、仮面うつ病の症状です。

胸部に圧迫感などの違和感を感じて、医療機関で胸部レントゲンなどの検査を受けても、異常が見られない、原因が分からないけど、身体の不調が続きます。

倦怠感や疲労感

point休養を十分にとっても疲労感が拭えない、だるさが抜けない。

誰にでも、過労による疲れや気だるさというものはありますが、そういうものとは違って、ゆっくり休養をとったと本人が思っていても、だるさがいつまでも続くなどの症状も、仮面うつ病にはあります。

様々な身体症状が現れる

point上記に挙げた以外にも、

  • 頭痛や動悸
  • 肩こり・腰痛
  • 発汗、ほてり、微熱
  • 冷や汗
  • 頭痛
  • めまいやしびれ
  • 下痢
  • 目がかすむ

なども、症状として現れることがあります。

また、頻尿、月経異常なども起こることがあり、仮面うつ病で現れる身体症状はとても多いようです。

判断基準

次に、自分は仮面うつ病なのか?と気になる方のために、セルフチェックの基準をご紹介していきましょう。

原因の分からない身体症状が現れる

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point前項でもご紹介しました、頭痛・下痢・めまいなど、それぞれ異なる臓器の箇所に同時に症状が起こる場合、仮面うつ病の可能性が出てきます。

様々な身体症状が現れているにも関わらず、思い当たる事柄が無い、内科などで検査を受けてもはっきりとしない、というような原因の分からない身体症状がある場合には、内科ではなく、精神科もしくは心療内科を受診してみましょう。

仮面うつ病かどうか、きちんと診断してもらえるはずです。

仮面うつ病になりやすい4つの性格

仮面うつ病には、なりやすい方とそうでない方がいらっしゃいます。

・チェックポイント

point秩序やルールを重んじる

point完璧主義・仕事熱心で真面目

point責任感が強い

point他者とのトラブルを避ける

※このような性格の方は、仮面うつ病になりやすい傾向にあります。

治療法

最後に、仮面うつ病に対する治療法について、ご紹介していきましょう。

うつ病と同様の治療

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仮面うつ病の本質はうつ病ですので、基本的に、治療法は、うつ病と同様のものになります。

  1. しっかりとした休息をとる
  2. 抗うつ剤や睡眠薬などの服薬
  3. ドクターとカウンセリング

などの精神的なケア療法などがあります。

身体症状の緩和治療

仮面うつ病が引き起こす身体症状は、完治するまで続くことが多いため、うつ病の治療に合わせて、身体症状を緩和するための治療も行うことがあります。

しかし、身体症状の緩和治療はあくまでも一時的なものですので、仮面うつ病の完治には繋がりません。一旦、症状がよくなっても、再発しやすいことから、お薬は決められた期間、自己判断せずに飲みましょう。

まとめ

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ここまで、仮面うつ病について、ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

仮面うつ病という名があっても、その本質はうつ病である、ということをおわかりいただけたと思います。

うつ病にしろ仮面うつ病にしろ、生真面目で自分にとても厳しい性格の方がなりやすく、そういった方は、もし医師からうつ病です、仮面うつ病です、と診断されても、なかなか受け入れることができない方が多いようです。

しかし、治療できない疾患ではありませんし、そもそもうつ病の治療の第1歩は、うつ病という疾患をきちんと理解して、患者自身が自分はうつ病であることを受け入れる、ということです。

まずは、疑わしいという心当たりがある方は、専門医を受診して診断を仰ぎ、その結果をきちんと受け止めていきましょう。

その上で、うつ病の根本的治療と身体症状の緩和治療を行い、少しずつ完治に向けて歩みを進めていきましょう。