マイコプラズマ肺炎の初期症状は風邪と類似?うつる前に徹底予防をしよう

maskむらさきにゃ

皆さんは、「マイコプラズマ肺炎」という病気を聞いたことはりますか?

「肺炎」は多くの方がご存じのものですが、マイコプラズマ肺炎と、どんな違いがあり、病気の原因や感染のおそれ、予防法にはどんなものがあるのでしょう。

そこで今回は、マイコプラズマ肺炎について、ご紹介していきます。

マイコプラズマ肺炎とは?

まずは、マイコプラズマ基礎知識について、お話ししていきましょう。

幼児に多く発症

pointマイコプラズマ肺炎は、就学前の幼児や若い方など比較的低年齢の方に多く発症します。

また、「肺炎」に属する病気全体のうち10〜20%を占めるといわれています。

通常の肺炎と違い、感染力があるため、大流行を起こすケースもあります。

こんな特徴があります

【初期症状】

  • 風邪に似た症状 → 2~3週間(潜伏期間)が続き、重症化していくようです。
  • 熱などの症状が落ち着いたあとも咳だけが1ヵ月程度続くこともあるようです。

また、症状に個人差があり軽症で済む方もいれば、髄膜炎や脳炎、心筋炎、ギラン・バレー症候群など、重度の合併症を引き起こしてしまうケースもあるようです。

原因と感染経路について

次に、マイコプラズマ肺炎の原因から感染ルートまでを、みていきましょう。

原因

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pointマイコプラズマ肺炎は、その名の通り、「マイコプラズマ」という細菌に感染することですが、疫学的観点からみると微生物に属するそうです。

この細菌は、125〜250nm程度の球状や繊維状の形をしており、光の波長よりも小さいので光学顕微鏡でも確認することができず、早期診断が難しいといわれています。

感染ルートはどこから?

point人から人へと感染していきますが、熱に弱い微生物ですし通常の石鹸などでも殺菌することができるので、感染力は弱いといえますが、肺炎や気管支炎など様々な症状が出る可能性があります。

ただ、大流行を起こすこともあるので、感染力は弱くても感染性は高いといえるのではないでしょうか。

【主な感染ルート】

point咳やくしゃみなどの飛沫感染やマイコプラズマが付着した部分を直接触れるなどの接触感染が挙げられます。

飛沫感染や接触感染は、比較的近い範囲で生活している人との間で感染することが多いため、家族間や保育園、学校などでの感染が多くみられます。

予防法

最後に、マイコプラズマ肺炎に対する予防法について、ご紹介していきましょう。

マスクの活用

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マイコプラズマの感染ルートは飛沫感染が大半ですから、咳やくしゃみに対する防御法として、マスクの着用が有効です。

特に、マイコプラズマ肺炎患者が身近にいる場合には、接触時はお互いにマスクを着用しましょう。

マスクは、以下の3点にポイントを確認して、正しく着用しましょう。

point顔とマスクの間になるべく密着させ、空間をつくらないこと。

pointマスクを無闇に触らない。

point抗菌スプレーを振りかけるなどして清潔を保つ。

丁寧な手洗いを心がける

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飛沫感染の次に大きな感染源となるのが、接触感染です。

そのため、手洗いをすることも有効性がとても高い予防法です。

■ただ洗うだけではなく、下記のことに注意して丁寧な手洗いを心がけましょう。

point菌の付着を避けるために固形ではなく液体タイプの石鹸の使用。

point指や爪の間、手首など細かい部分までしっかりと洗う。

point指輪などの装飾品を外して洗う。

pointタオルの共有を避け、ペーパータオルやエアータオルの使用が望ましい。

point爪は短く切っておく。

小まめにうがいをする

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マスクだけに頼らずに、小まめにうがいをすることで口の中や喉に付着した原因菌を洗い流すことも有効です。

水だけでも良いですが、外出先からの帰宅後や患者との接触後にはうがい薬を使用することをおすすめします。

【うがいの順序】

①口内をキレイに・・・「ブクブクうがい」

②喉もキレイに・・・「ガラガラうがい」

まず、口の中を洗う「ブクブク」を行ってから、喉うがいをして菌の侵入を防ぎましょう。

アルコール消毒液の活用

pointマイコプラズマには、界面活性剤や速乾性消毒剤が有効とされています。手が洗える環境でないときには、アルコール消毒液を活用して殺菌しましょう。

もちろん、手洗いのあとに使用することでより効果が得られますから、手洗いとセットで行うことをおすすめします。

近年では、ホーム用や携帯用などでも様々な商品が販売されていますから、自宅の手洗い場のものとバッグに入れておく携帯用を常備しておけば安心でしょう。

まとめ

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ここまで、マイコプラズマ肺炎について、ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

マイコプラズマは、幼児や健康体の若い方に多く感染がみられるものですが、感染力自体は弱いのでしっかりと予防しておくことで、感染拡大を未然に防ぐことができる病気です。

正しい手洗いや小まめなうがいを身につけ習慣化し、マスクやアルコール消毒液はストック品を用意し、感染予防と感染拡大防止につとめましょう。