鏡を見る度、顔に出来ているニキビにため息ついていませんか?
もう思春期を過ぎてだいぶ経つというのに、繰り返しできる大人ニキビに悩んでいる方は、多いようです。
そこで今回は、大人ニキビについて、またこれからの季節に重要なニキビ肌の紫外線対策について、ご紹介していきたいと思います。
大人ニキビの原因
口周りにニキビができる、生理前にできやすい、ニキビの治りが遅い、乾燥した感じのニキビができる、このようなニキビは大人ニキビの特徴です。
まずは、大人ニキビができる原因について、見ていきましょう。
古い角質の蓄積と乾燥によるもの
大人ニキビの最大の原因は、角質が蓄積されていくことと、肌の乾燥だと言われています。
年齢を重ねる毎に肌の代謝が悪くなることで、ターンオーバーのサイクルが長くなり角質が蓄積されやすくなることで、毛穴が詰まり気味になってきます。
また、ターンオーバーのサイクルが長くなることで肌が乾燥しやすくなり、角質が厚くなったり硬くなったりしてしまいます。
日常生活の乱れ・・・
大人ニキビを誘発する原因の多くは、日常生活に隠れています。
ストレスや睡眠不足がホルモンバランスを乱し、皮脂分泌の異常やうるおい不足を引き起こし、肌の乾燥を招きます。
出来合いや外食などによる栄養バランスの偏りも、毛穴詰まりやアクネ菌繁殖、老廃物の蓄積を招き、大人ニキビができやすい環境を作る原因とされています。
クレンジングと洗顔
大人になると、メイクは女性の身だしなみの一つとして、毎日行う方も多いでしょう。
しかし、メイクをきちんとクレンジングの際に落としきれておらず、毛穴にメイク汚れが貯まっていることも、大人ニキビの原因です。
また、きちんと洗わなきゃ!!と思うが故に、何度も洗顔したり大量の洗顔料を使用したりすることで、肌の皮脂を摂りすぎてしまい、肌の乾燥を招いていることもあります。
その他
ほかにも、喫煙や過度なダイエット、血行不良、冷えなど、大人ニキビの要因は様々なところに潜んでいます。
ニキビ肌の紫外線対策
ニキビ肌であろうが無かろうが、紫外線対策は美肌キープには必要不可欠な対策と言えます。
だけど・・・ニキビ肌には日焼け止めなどは良くなさそう…と、行っていない方も多いようです。
しかし、ニキビ肌こそ紫外線対策は、しっかり行うべきなのです。
ニキビ肌のまま紫外線を浴びてしまうと、症状の悪化を招く結果になりますので、ニキビ肌にも可能な紫外線対策をご紹介しましょう。
日焼け止めはポイントを押さえて選ぶ
結果から言うとニキビ肌でも、安心して使える日焼け止めはあります。
要は、含まれている成分をきちんと確認して、選ぶことがポイントなのです。
- 紫外線吸収剤が含まれていない
- オイルフリー
- 無香料・無着色
この3点を必ず確認して選びましょう。
PA、SPFの+の数に注意
上記の条件をクリアした日焼け止めであっても、PAやSPFの+の数が多いほどUV効果は高いですが、肌への負担は大きいのが特徴です。
ニキビ肌への使用は、あまりオススメできません。
- 「SPFの+の数が少ないもの」を選び、こまめに塗り直すことで、しっかりと紫外線対策できるので、使い方の方を見直しましょう。
日焼け止めだけに頼らず小物などを活用
日焼け止めだけに頼ってしまうと、どうしても肌への負担があるので、ニキビ肌の方は洋服や小物なども合わせて、紫外線対策する方が良いでしょう。
UV加工が施してある洋服や帽子、ストールや日傘などを準備しておきましょう。