意外かもしれませんが、お顔のたるみというのは頭皮の血の流れが悪くなってしまってもたるんできたり、凝り固まってきます。
顔と頭の皮膚は繋がっていますから、正しい頭皮マッサージを行う事によってたるみ予防になるという訳です。
たるみ度合のチェックポイント
正しい頭皮マッサージを行う前に、どれぐらいたるみが出来てしまっているか確かめる方法です。
※ 後頭部と頭頂部をに指を少したてておき両手で動かします。
後頭部と頭頂部の動き方が同じぐらいの場合はOK
後頭部より頭頂部の方が硬く感じる場合は注意が必要です
→ 頭皮のたるみが酷く、頭皮が薄くなってしまっています。
凝り固まっていることで、お顔と頭皮の境目で皮膚のいききがうまく出来ず、しわやたるみの原因になっている状態です。
頭皮やお顔の皮膚が固いままの状態で放置すると、毎日の顔の動きから、しらずしらずのうちに皮膚が形状記憶され、おでこの「しわ」や、目元や顎のたるみといった症状がすぐに出てきます。
入浴中に頭皮マッサージのススメ
頭皮マッサージを行う時には、入浴している最中やお風呂上にすると血流を促す効果が高まります。
※頭皮マッサージの基本としては、爪を立てず指の腹で優しく円を描くように揉み込む事。
おでこ、首筋の生え際、耳の後ろ、頭頂部を中心に行うとなお効果が高まります。
頭皮にも体の他の部位と同じように、筋肉があります。
画像の前頭筋、側頭筋、後頭筋の3箇所おこなっていきます。
この3つの筋肉を刺激してあげる事によって、お顔全体の筋肉の締まりが良くなり、顎の肉もキュッと締まりますからお顔自体も細くなります。
前頭筋
目を酷使したり頭を良く使っている方に多い凝り部分です。
人差し指から小指まで全部の指を使って、真ん中の生え際から頭頂部までゆっくり強めにおしていきます。その後、髪の生え際から外側にむかって、耳の上まで押しましょう。
固い部分がある場合は、周辺もほぐしつつ柔らかくしていきます。
側頭筋
耳の上側から手の平、両手を使い約20秒押し上げます。
手首に近い場所に少し盛り上がった部分があると思いますが、その部分を中心に使って上手に押し上げるのが心地よいです。その後、クルクルと下から押し上げる感覚で、回しながらほぐしてあげましょう。
後頭筋
頭頂部でしっかり両手を組んだ状態で手の平で下から上へ、頭のてっぺんに向かい、引っ張るようにもみ上げます。
ゆっくり動かす事で、全体の皮膚の動いている感じがわかります。
頭皮マッサージのNGって?
マッサージをすることは、血行をよくし頭皮環境にも良いことなのですが、間違ったやり方をすれば、抜け毛の原因にもなりかねません。
専用のアイテムを使う
パナソニック 頭皮エステ サロンタッチタイプ ルージュピンク調 EH-HE98-RP
よく、血行をよくして抜け毛予防をするという方がいらっしゃいますが、専用のものでないと頭皮を傷つける可能性もあります。
アイテムを使用する場合は、ヘッドマッサージ専用のものを使って効率よく頭皮ケアをしましょう。
爪をたてないように!
指の先と第一関節の間の、ふっくらした部分で押すようにしましょう。
爪が長い場合は、少し短めにし頭皮を傷つけないように気をつけましょう。
力の入れすぎの注意しよう
固い箇所があると、どうしても力をかけてしまいがちですが、あまりに力をいれすぎると付加がかかりすぎ、毛細血管が傷ついてしまう可能性もあります。
また、おしすぎで次の日に頭がズンズンしてしまうこともあります。
固い箇所があれば、周辺からゆっくりとほぐしていきましょう。
お手軽ヘッドスパ
頭の筋肉が凝ったままになっていると、それがお顔の皮膚にも影響しますし、お顔たるみや首のシワの原因にもなってしまいます。
普段お仕事で目を酷使している方、頭をよく使う方は特に凝りやすく目も疲れやすいです。 また、普段特に目を使っていない方でもスマホを気付くと見てしまいますよね。
オイルを使用
自宅でオイルを使用しヘッドスパを行う方法です。
頭皮の汚れもスッキリしオススメです。無印のホホバオイルやオリーブオイルや椿油なんかもいいですね。シャンプー前に塗って、頭皮をマッサージします。蒸しタオルをすると気持ちいいですよ。
炭酸水を使用
入浴時、炭酸水をシャンプー前に髪と地肌全体にかけ、マッサージする方法です。
お湯に入りながらマッサージできるので、ゆったりくつろげます。