みぞおちの違和感や鈍痛などの痛みの原因は?8つの病気や症状について ⋆ MOFUBU

みぞおちの違和感や鈍痛などの痛みの原因は?8つの病気や症状について

皆さんは、みぞおちに痛みや不快感・違和感を、感じたことはあるでしょうか?

通常、あまり痛みなどを感じる部分ではないため、そんな違和感があるとちょっと心配になりますよね。

そこで今回は、みぞおちの違和感に隠れた疾患や原因について、ご紹介していきます。

考えられる疾患

まずは、みぞおちに違和感があるときに考えられる疾患について、ご紹介していきましょう。

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群という疾患は、みぞおちや腹部に不快感や痛みを感じる他にも、繰り返し下痢や便秘などが起こる症状があります。

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日本人に多く見られる疾患で、特に20〜40代女性に多いと言われています。

この疾患は、みぞおちや腹部に違和感を感じても、検査で特に、血液や腸に異常が無いのが特徴です。

ストレスや感染性腸炎をきっかけとして発症することが多いようですが、はっきりとした原因は解明されていません。

日常生活の改善や投薬での症状を抑制することは可能とされていますが、完治することは難しいとされている疾患です。

急性胃炎

急性胃炎は、みぞおちに痛みを感じたる他に、吐き気・下痢などの症状も起こります。

胃を休ませるなどで自然治癒することも少なくありません。

胃のただれが原因で起こる痛みなので、我慢できないような痛みではないため放置する方が多く、痛みが日常的に毎日起こることも多いようです。

この疾患は、日常生活の乱れや、暴飲暴食からの胃への負担だけでなく、細菌・ウイルスが原因でも起こると言われています。

胃潰瘍

胃潰瘍は、みぞおちに激痛を感じたり、胸焼け、お腹の上部分に違和感がある、などの症状があります。

症状が進行すると、吐血を起こすこともあり、この場合は医療機関の早期受診が必要になります。

また、胃に炎症が起こっているので、食事をすると痛みを感じるという特徴があります。

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これは、耳にしたことがある方も多いでしょうが、ピロリ菌やステロイド薬などの影響により胃が傷付けられ、そこへ胃酸により胃壁などに炎症を起こす疾患です。

症状が全く同様だったとしても、十二指腸に同様の炎症が起こると、十二指腸潰瘍となります。

逆流性食道炎

逆流性食道炎は、みぞおちに痛み、のどの痛み、胃酸があがってくる吐き気、胸焼け、胃もたれ、下痢などが起こることがあります。

暴飲暴食や脂肪分の過剰摂取、飲食後にすぐに寝るなどが原因と考えられ、最近では発症人数が増加傾向にあるようです。また、ストレスも関係があるといわれています。

この疾患は、胃酸の逆流により食道が傷付くことで起こるもので、生活習慣の改善で予防可能ですが、発症してしまうと服薬が必要になります。

食道裂孔ヘルニア

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食道裂孔ヘルニアは、特にお腹の上部分に違和感を感じやすく、胸焼け、胸痛、つかえ感などの症状が起こります。

また、喘息を患っていたり肥満体質だと腹圧が上がりやすく、発症しやすいとされています。

これは、何かしらの原因により食道が裂けてしまうことで、腹腔内にあるはずの胃が胸腔側に突出する疾患で、症状次第では手術治療が必要になる場合もあります。

胆石症

胆石症は、みぞおちに我慢できないほどの激痛があり、吐き気や発熱が起こることもあります。

特に、中高年の肥満体質の方多くみられる疾患で、消化の補助の役割である胆汁が固まり石灰化し、胆汁の通り道を塞ぐことで起こるものです。

激しい痛みがあるので、専門医の早期受診が必要になります。

食中毒

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食中毒は、腰、みぞおちから腹部にかけて痛みを感じやすく、吐き気や嘔吐、発熱を伴うこともあります。

食中毒と言っても、症状が悪化すると死亡することもある恐ろしい疾患です。

これは、飲食物を通して細菌やウイルスが体内へ侵入し起こるもので、カンピロバクター、サルモネラ菌、ビブリオ菌、黄色ブドウ球菌などが原因菌として挙げられます。

胃ガン

胃ガンは、初期の場合、症状がほとんどなく、症状が進行してから気付くというケースも多くあります。

食欲がなく、急激な体重減少、血便などがある場合には、胃ガンの可能性もありますので、専門医の早期受診が大切です。

胃ガンは、肺ガンの次に死亡確率の高い疾患ですが、早期発見できれば治療可能なので、疑わしい場合には行動に移しましょう。

原因と予防・改善法

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次に、どうして違和感を感じるのか、その原因についてご紹介していきましょう。

胃腸の疾患によるもの

・原因

みぞおちの違和感の原因は、胃酸過剰分泌によるものが多いです。

・予防と改善方法

しかし、激しい痛みやほかの症状を伴う、長期的に続くなどの場合には、上記で挙げたような疾患の可能性が高いので、医療機関の早期受診をオススメします。

飲食物の影響

・原因

暴飲暴食や唐辛子などの刺激物の摂りすぎは、胃腸への負担になり、胃酸の過剰分泌が起こることで、胸焼けや痛みが起こります。

・予防と改善方法

過剰な飲酒や香辛料の過剰摂取に注意し、食材の鮮度や菌の付着などにも気をつけましょう。

過剰なストレス

・原因

過剰なストレスを感じると、自律神経が不安定になり、胃の働きが異常になり、胃酸の過剰分泌が起こります。

それにより、胃に負担がかかるため、みぞおちに痛みなどの違和感を感じることがあります。

・予防と改善方法

精神的ストレスだけでなく、身体的ストレスでも起こることなので、自律神経が乱れるような生活を送っている場合には、見直しと改善を行いましょう。

タバコによるもの

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・原因

ヘビースモーカーの方は、みぞおちの違和感が起こりやすいと言われています。

タバコの煙が胃を刺激し、胃酸の過剰分泌が起こるからです。

・予防と改善方法

タバコと胃酸分泌の関係を知らない方も多くみられるので、喫煙者は特に注意が必要です。

また、空腹時にタバコを吸うと、胃に何も入っていないのにも関わらず胃酸の分泌が行われると、胃や十二指腸を傷付ける原因になります。

腹部の冷え

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・原因

腹部が冷えると、みぞおち周辺の腹直筋の筋力低下が起こり、その筋肉を助けようとすることで、みぞおち周辺がこわばり、痛みなどの違和感を感じることがあります。

また、みぞおち周辺にこわばりが起こると、胃の活動低下に繋がり、痛みを引き起こすこともあるので、注意が必要です。

・予防と改善方法

腹部を冷やさないようにしたり湯たんぽやホッカイロ等で温めると、症状の緩和や予防に効果的です。

まとめ

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ここまで、みぞおちの違和感に隠れた疾患や原因について、ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

普段、違和感など感じる部分ではありませんから、ちょっとでもおかしいな、と感じる場合には、ご紹介した疾患の可能性もありますので、早めに対処していきましょう。

悪化する前に、専門医を尋ねることも、時には必要になりますので、自己判断で終わらせずに、治療が必要であればしっかりと治していくことが大切です。