爪が剥がれる原因・病気の可能性は?慌てずに応​急処置&経過観察を☆

nail

自分の身体のバロメーターの一つとして、爪の状態を見ると良いと言われています。

爪の色や質感など、いつもの状態とは違う時には、判断基準にもなりますよね。

しかし、そのような違いではなく、いきなり爪が剥がれたらビックリです。

強い衝撃を与えた時には、爪が剥がれるということも有り得ますが、何の心当たりも無いのに剥がれたりしたら、誰しもが驚きますよね。

実は、強い衝撃を与える以外にも、爪が剥がれ落ちることがあります。

今回は、爪が剥がれる原因と応急処置など対処法について、お話していきます。

原因

まずは、爪が剥がれる原因について、ご紹介していきましょう。

手足口病

virus

pointこの病気は、ウイルス性感染症を原因として起こり、爪が剥がれるケースもあります。

主に、5歳以下くらいの乳幼児に見られる感染症ですが、成人でも稀にかかるようです。

特に、夏に流行することが多く、保育園などに通っているお子さんをお持ちの方は、耳にしたことがある病気の一つでしょう。

手足口病は、手や足、口などに、痛みや痒みを伴う水ぶくれができるのが、最大の特徴です。

症状が1週間程度で治まる病気なのですが、治まった後に爪が剥がれるケースがあるようです。

手足口病を引き起こしたウイルスが、爪の根元へ感染してしまうと、爪が生成され伸びてはくるものの、その過程に支障が出てしまい、途中から剥がれ落ちてしまうそうです。

ヘルパンギーナ

point上記の手足口病と同様、ヘルパンギーナも夏に流行しやすく、4歳以下の乳幼児に発症しやすいウイルス性感染症の一つです。

ヘルパンギーナは、高熱や喉に水ぶくれができるのが特徴で、症状が落ち着く頃に爪が剥がれることがあります。これも手足口病と同様、爪が生成される過程でウイルスの影響を受けるため、と考えられています。

爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)

nail

point爪甲剥離症は、女性に特に多く見られ、よく耳にする「二枚爪」とは、軽度の爪甲剥離症のことです。

爪の先から表面が薄く剥がれたり、爪が薄くなる、黄色味を帯びる、などが症状として挙げられます。

爪甲剥離症の原因は、未だはっきりとは解明されておらず、指先を酷使したり、マニキュアや除光液、食器洗剤などの使用による乾燥が、一番有力であると考えられています。

また、爪甲剥離症を引き起こすと言われている疾患もあり、カンジダ菌の感染や乾癬、扁平苔癬、多汗症、接触皮膚炎、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、糖尿病、貧血、肺疾患、腎臓疾患などが挙げられます。

手湿疹

point手湿疹は、「主婦湿疹」と呼ばれることもある、皮膚炎の1つです。水仕事の多い主婦の方や、美容師、アレルギー体質の方にも多く見られる症状です。

水や洗剤、薬剤などによる手荒れだと安易に考え、放置してしまう方も多いのですが、症状が進むと爪が剥がれ、とれたりする場合もでてくるようです。

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

pointこれは、主に手足に、膿を持った皮疹ができるもので、水虫に類似していますが、無菌性なので感染することは無いと言われています。

掌蹠膿疱症が起こる原因は不明ですが、ニコチンによる影響があることが分かっています。

症状を度々繰り返すことで、痒みを感じる程度の症状が悪化し、皮が剥けたり爪が剥がれ落ちたりしてしまいます。

栄養不足でも!?

vegetables

point爪は、主にタンパク質で作られているため、栄養バランスが乱れてタンパク質不足になると、爪が未完成の段階で伸びてしまい、剥がれやすくなると言われています。

こうした栄養不足に加え、過剰なストレスを受け続けると、さらに剥がれやすくなると懸念されています。

また、妊娠中は胎児に栄養を送っていて、栄養不足になりがちなため、妊婦さんの爪も弱くなったり剥がれやすくなったりするようです。

血行不良

point上記のような栄養不足に注意し、タンパク質をしっかりと摂取していても、女性に多く見られる冷えなどを原因とする血行不良が起きると、せっかくの栄養が爪まで行き届きません。

原因というより、他の症状を追い討ちするものとなりますが、栄養が行き届かないと、爪を作り出している爪母(そうぼ)の働きが低下し、爪が未完成な状態で伸びてくるため弱く、剥がれやすくなってしまいます。

外傷

point冒頭でも挙げたように、爪や指先に強い衝撃を与えたり、大きな負担をかけたりすることで、もろくなり剥がれ落ちることがあります。

何かに挟んだりするだけでなく、サイズ違いの靴や自分の足の形に合わない靴を使用することも、爪へ大きな負担をかけてしまい、剥がれてしまうケースもあるようです。

対処法

hand

次に、爪が剥がれた時の対処法について、ご紹介していきましょう。

経過観察してみる

point爪が剥がれた原因が、手足口病やヘルパンギーナなどのものであれば、自然治癒するので心配はいりません。

爪が伸びるのにはかなりの時間がかかりますが、新しい爪が生えてくるのを待ちましょう。

応急処置をして菌から守る

point応急処置としてまずは、消毒が必要です。

爪が剥がれたときに傷ができてしまった場合には、細菌感染による化膿を、予防することが大切です。

  • 爪の一部がまだ繋がっている場合には、無理に取り除かずに、元の位置に戻すようにのせて、消毒してからガーゼなどで固定しておきましょう。

その後、医療機関を受診しましょう。

医療機関を受診

point自己判断で経過観察するよりも、一度医療機関を受診し、きちんと診断を受けてから自宅で様子を見る方が、精神的にも安心できますから、応急処置をし終えたら診察に足を運びましょう。

  • 特に、痛みや変色、腫れ、出血などがある場合には、至急受診してください。

もし、何かの病気やウイルス性による症状である疑いがある、軽傷で外科的処置が要らないような場合には皮膚科を、出血や痛み、炎症、裂傷がある場合には、外科を受診しましょう。

まとめ

flowers

ここまで、爪が剥がれる原因と対処法について、ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

爪が剥がれてしまった時には、驚きと不安でいっぱいになってしまうのが当たり前です。

しかし、爪が剥がれ落ちても、爪を作り出す役割の爪母が無事であれば、自然と生えてくるものです。

まずは落ち着いて応急処置を行い、必要があれば医療機関を受診しましょう。