【心臓がドキドキする・息苦しい】そんな急な動悸の原因と8つの病気とは?

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心臓がドキドキする、という特徴を持つ「動悸」。

加齢と共に発生する機会が増えるため、「年齢を重ねたから」と、安易に考えてしまう方が多い傾向があります。

しかし、そんな動悸には、命に関わるほどの恐ろしい病が潜んでいる場合もあるのです。

そこで今回は、動悸の原因と隠れた病について、ご紹介していきます。

ドキドキする原因は?

まずは、心臓がドキドキする状態はなぜおこるのか、原因について探っていきましょう。

過剰な興奮

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point過剰な興奮、不安、緊張の状態のときには、心臓がドキドキと早くなることがありますね。

このようなものは、自律神経の働きによる生理的な反応の1つです。

上記のように原因が明確であれば、特に心配する必要はありませんが、安静時であっても動悸を感じるのであれば、一度検査を受けることをオススメいたします。

激しい運動を行った後

point激しい運動の後には、誰でも動悸を感じると思います。ですが、軽めのストレッチや少し動いただけでも感じてしまう場合には、心臓自体の機能が衰えてることが原因の1つでもあります。

心機能の低下が起こると、十分な量の血液を全身に送り出せないため、拍動数を増やすことで、不足分を補おうとするため動悸が起こるのです。

カフェインの取りすぎも?

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point下記の成分は自律神経を刺激して活性化させるため、血圧にも影響し、飲みすぎは脈拍を速くするため、ドキドキする原因になります。

  • コーヒー・紅茶などに多く含むカフェイン
  • お酒のアルコール
  • 煙草に含まれるニコチン

ですので、これらの過剰摂取は動悸を引き起こす原因になることがあるのです。

更年期障害

point更年期障害の症状の1つに、動悸が挙げられます。

女性ホルモンが減少する頃に起こる更年期障害ですが、動悸やめまい、立ちくらみなど様々な症状が一時的に現れるものです。

しかし、更年期障害が原因であれば、この一定期間を過ぎればほとんどの場合、自然に治っていきます。

薬を投与している副作用

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point下記の薬を使用されている方は副作用で動悸の症状が起こることがあるようです。

  • 血管拡張の薬
  • 交感神経を刺激する薬
  • インスリンの過剰投与

しかし、薬の副作用が原因であったとしても、薬の服用中止は自己判断で行うことは危険です。

※必ず、担当医師や薬剤師に相談して指示を仰ぎましょう。

過剰なストレス

point過剰なストレスの症状の一つに、動悸が挙げられます。

冒頭で挙げたように、緊張時などに起こることが多いですが、過剰となってしまうと、勉強や仕事などへ集中することができなくなります。

また、外出が怖いと感じるなど、日常生活へ支障をきたすようになることもあります。

隠れた病の可能性も

次に、動悸を症状に持つ病について、ご紹介していきましょう。

不整脈

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point不整脈の症状は、心臓の脈の数・リズムが正常ではなく、止まったり速まったりする状態です。

  • 不整脈が発生する原因として、精神的ショックや過労、睡眠不足などもあり、多くの場合、心配する程度ではないとされています。

しかし、心筋梗塞などの病気によって起きているケースも稀にあるため、不整脈が疑わしい場合には、念のため医療機関を一度受診しておくと良いでしょう。

心不全

pointこの病気は、心臓の血液を送り出すポンプとしての機能が、急速な衰えを起こすことが原因とされ、血液の流れが滞る病気です。

  • 心不全の症状には、激しい呼吸困難や、口唇や皮膚のチアノーゼ、血圧低下状態の心原性ショック、などが挙げられます。

このような状態が急に現れ、急速に悪化していくものが、急性心不全と言われます。

心不全は、適切な治療を行わないと、命にも関わる重大な病です。

心臓弁膜症

point心臓には4つの弁があり、それぞれの弁が血液を効率良くスムーズに循環させるために、とても大切な働き持っていますが、これらの弁が、上手く働けなくなってしまうのが、心臓弁膜症です。

心臓弁膜症の主な症状としては、上記で挙げた心不全と同様のものがあります。

低血糖症

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正常な血糖値は、70~120㎎/dlの間を食事などの影響を受けつつ変動しています。

上記の幅を大きく下回る血糖値を示すことがあり、その状態のことを、低血糖症と言います。
低血糖症状は、大きく3つに分けられます。

point中枢神経症状

  • 眠気が多くなる、集中力が欠けてくる、意識が混乱する、話す言葉がおかしくなる、頭痛、複視、けいれんする、昏睡状態になる など

point自律神経症状

  • 空腹感が続く、冷や汗がでる、めまい、手が震える、不安感がでる、動悸、頭痛、口唇が乾燥する など

point無自覚性低血糖

  • 自覚できる症状が無いため、自分で血糖値を測定し対処、定期的に検査を行う

高血圧症

point最高血圧140㎜Hg以上 or 最低血圧90㎜Hg以上の数値が常に続いている状態

  • 正常な血圧値は、最高血圧が120㎜Hg未満、かつ最低血圧が80㎜Hg未満とされています。

高血圧だからと言って、何らかの症状が引き起こされることは少ないと考えられていますが、軽度の頭痛、頭重感、倦怠感などを感じる方が多いようです。

最低血圧が120㎜Hgを超えるような、致命的な高血圧状態の時には、激しい頭痛、意識障害、けいれん発作、呼吸困難、などの重い症状が現れるとされています。

甲状腺機能亢進症

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pointこの病気は、甲状腺ホルモンの過剰分泌を原因として、全身の代謝が高くなる状態を指します。

甲状腺ホルモンが必要以上に分泌しすぎると、全身の代謝が上がり、食べてもエネルギーにりやすくなるため、食欲は増しますが、食べても体重は減少していきます。

また、高齢者の方は食べる摂取量にも限りがあるため、体重減少だけが起こる、暑がりになった、全身に汗が吹き出す、などの自覚症状があります。

他にも、興奮状態が続く、疲れやすい、足や全身の震え、苛立ち、排便回数の増加などがあります。

貧血

多くの女性が陥りやすい貧血ですが、その90%以上が鉄欠乏性貧血と言われています。

point下記のような症状が起こります。

  • 疲れやすい、動悸・息切れ、頭痛、眠気がくる、倦怠感、心拍数が速まる、顔面蒼白 など

しかし、徐々に進んでいくことが多いとされる貧血の症状は、ヘモグロビンの値が6~7g/dl程度に減ったとしても、上記のような貧血症状が起こらないケースも多々あるようです。

狭心症

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この病気は、発作的に胸への圧迫感、強い痛みを起こします。

また、発作の原因や発症の仕方により、5つの種類があります。

point労作性狭心症

  • 身体を動かした時、精神、内面的な興奮、過度なストレスが原因の症状
  • 安静・ストレスなどを解消することで、発作が起こって5分程度で治まることが多い

point安静狭心症(異型狭心症・安定狭心症)

  • 身体的な労作の有無、精神的・ストレスの有無に関係なく起こる
  • 発作の時間は10分くらいで、明け方に起こることが多い

point異型狭心症

  • 何らかの原因で冠動脈のけいれんが起こり、ストレスも関係してると言われている
  • 夜中や早朝に起こることが多い

point安定狭心症

  • 短い時間の発作が一定して起こる

point不安定狭心症

  • 軽作業や安静時に起こった、直近1カ月以内に新しい症状が起こるor起こりやすくった
  • 毎日or1日に何度も発作を繰り返し、規則性がない

上記のような場合、動脈を広げる薬の「ニトログリセリン」が効きにくくなった状態で、心筋梗塞へと進展する可能性があります。

まとめ

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ここまで、動悸の原因と隠れた病について、ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

動悸を年齢のせいだけにせず、原因はなんなのか?もしかしたら何かの病気なのか?など、疑問に思うことで、早期発見・改善に繋がると言えるでしょう。

不安に思える症状が出た時には、是非医療機関に受診してくださいね。